ジェンダー図書判決 二審も控訴棄却
ジェンダー図書判決 二審も控訴棄却名古屋高裁支部 昨日の県民福井は、上記のように報じた私は、この裁判のことをすっかり忘れていたのだが、友人からのメールで知って、新聞を捜したところ、控訴棄却を知った。この間の、裁判の様子を、みどりの一期一会で調べてみると、面白い事実を見つけた原告代表の上野千鶴子は、一度も上告審に出向いていない。一昨日の判決当日も、金沢に行っていないし、当然判決後の記者会見にも出ていない。福井での一審判決の時とは打って変わって、静かにしている。判決を、予期していたのだろうか?上告するとのことだが、かなり弱気になっていることは間違いない。以下は、共同通信の記事。「審議会音声記録公開2審も認めず 上野教授著作の撤去問題」@ 47news/共同通信http://www.47news.jp/CN/200809/CN2008092201000373.html 上野千鶴子東大教授らのジェンダー関連の著作が2006年、福 井県の施設から一時撤去された問題を話し合った県の審議会の音声 記録について、上野教授や市民団体が公開を求めた訴訟の控訴審判 決で名古屋高裁金沢支部(渡辺修明裁判長)は22日、公開を認め なかった1審判決を支持し、上野教授らの控訴を棄却した。 1審判決などによると、県は06年3月、県生活学習館のジェン ダー関連の著作約150冊について「内容が過激」などと指摘を受 け、約2カ月間書棚から撤去。上野教授らから苦情があり、県は同 年11月に男女共同参画審議会を開いた。 審議会の会議録は公開されたが、原告側は「県が公開した会議録 は原告が傍聴した記録と照らし合わせても違いがあり、検証の必要 がある」と音声記録について情報公開を請求、県は非公開とした。 福井地裁は今年1月「音声記録は会議録作成のための録音で公文 書には当たらない」などと請求を棄却。上野教授らが控訴していた。 2008/09/22 13:46 【共同通信】