【テロワール ビストロ・ドゥ・カワバタ】「ムニュ テロワール」を食べてみた2
今日のエントリーは昨日の続きとして、御茶ノ水にあるフレンチビストロ【テロワール ビストロ・ドゥ・カワバタ】でディナーコースをいただいた時の様子を紹介します。今回のディナーに関する詳細は昨日のエントリーで記述していますので、前半部分の流れを含めてコチラのリンクから確認できます。↑コチラは温かい前菜として「自家製スモークサーモン」の次にオードブルの2品目でサーブされたのは上画像の「フォアグラのポワレ バルサミコソース」でした。白いお皿の中央にフォアグラを乗せ、周りをきぬさやが囲んでいるという盛り付けでした。フォアグラは厚みはそれほどありませんでしたが、表面はカリカリ、中はフワフワとした状態で火入れの加減が絶妙でした。バルサミコソースとの相性もよく、オードブルではなくメインディッシュとして食べてもいいと思うほどでした。あと・・・久しぶりに我ながら上手く撮れた料理写真でした。コースに含まれていた魚介料理は、↑コチラの「真鯛の自家製パイ包み焼き」でした。上画像ですとパンの塊のようにしか見えませんので、中味を確認するため、パイ包みを頂点から「パッコーン」と割ってみました。↑コチラが「真鯛の自家製パイ包み焼き」の断面画像です。断面写真でも分かりにくいと思いますが、パイ生地の中には真鯛の切り身、海老、椎茸、ブロッコリーなどが入っていました。パイ包みの具にも味が付いていましたが、お皿に広がっていたソースはバターと白ワイン、エシャロットを使った、いわゆる「ブールブラン・ソース」で、これがまたパイ包み焼きの具のポテンシャルを更に高めていました。シェフの得意料理ということでしたので、今回のディナーで是非とも食べてみたかったものでしたが、期待を裏切らない美味しさでした。グラスシャンパーニュ、グラス白ワインと飲んできましたので、お次はどうしましょうということで、上画像の「MERCUREY(メルキュレイ) 2012」(税抜6,000円)というブルゴーニュの赤ワインをボトルでお願いしました。同じくもう1アイテム、同じブルゴーニュ産のピノノワールと比べて悩んでいたところ、お店の方に酸が強いのでオススメできないと言われたので、コチラのメルキュレイを選びました。久しぶりの外メシ、久しぶりのピノノワールというシチュエーションだけで十分酔っ払うことができました。選べるメイン(肉)料理は「牛フィレ肉の赤ワインソース」を選びました。相方さんが選んだ「仔羊のソテー、ローズマリーソース」と悩みましたが、赤ワインのチョイスからすると私が選んだ「牛フィレ」の方が良かったかも知れません。フィレ肉の断面写真は撮りませんでしたが、見事にミディアムで仕上げてありました。ここまで前菜2品、魚介料理を食べてきていましたが、野菜も肉も大変美味しく、赤ワインを飲みながら難なく完食してしまいました。コース料理はメインディッシュまでで終わりでしたが、上述の赤ワインがまだ余っていたので、勢いで「チーズ盛り合わせ」(800円)を追加しました。フレンチビストロですので、本来であれば「プラトー・ド・フロマージュ(Plateau de fromage)」と表現すべきところですが、お店のコンセプトとして肩肘張らないカジュアルフレンチでドレスコードも設定していないということですので、分かりやすく「チーズ盛り合わせ」でも十分だと思います。詳細まで分かりませんが、青カビチーズ、シェーブル、ウォッシュ、胡椒入りチーズ、ハードタイプの5種類で構成されていました。これで800円はかなり安いというかお得だと思いました。最後に紹介するのは、↑コチラの「さつまいものプティング、イチゴのソルベを添えて」というデザートです。苦みが引き立っているカラメルソースとさつまいものプディングは甘さと苦さが混在していてもお互いに足を引っ張って喧嘩することなく、後味もサッパリしていて良かったです。以上、コース料理が2人分で10,000円、ワイン代合計が10,200円、チーズ盛り合わせ800円となり、お会計は21,000円(税込みで22,680円)でした。ビストロということで、プリフィックスのコース料理が主体ですが、フラッと立ち寄ってアラカルトとワインを楽しみたくなる感じのお店でした。記念日などの機会に再訪決定です、w。今日のエントリーは以上です。