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カテゴリ:万年筆
これは、香港の「名筆館 沙田店」で「パーカー バキュマチック」と一緒に買った万年筆。
「パーカー 45」です。 買ったお店:名筆館 沙田店 買った商品:パーカー 45 フライター 価格:HK$328(約3,988円) 「パーカー」と言えば、私も万年筆に興味のない時期から知っていた有名メーカー。 何かのお祝いや海外旅行のお土産に貰った方も多いのでは。 しかし、貰ったもの、何処入っちゃったのやら。今考えると勿体無い。 個人的には、アメリカのメーカーというイメージが強く、アメリカ時代のデザインの方が魅力的に感じます。 ソネットは、コストパフォーマンスが良いのですが、所有する喜びが少ないし。 デュオフォールドは、魅力的ですが、定価が高すぎてお得感がありません。 購入したのは、ステンレスボディの「フライター」と呼ばれるモデルで、表面にヘアライン加工が施されており、細かい模様があります。 パーカー 45は、1960年から販売されている長寿モデルで、2007年に廃盤になりました。 最近まで売られていましたので、比較的、新品の入手も楽です。 長寿モデルですので、沢山のバリエーションがありますが、大きく分けると1960年~2000年に製造されたものと2001年~2007年に製造されたものに大別できます。 小山卓治ファンさんが、14Kペン先のタイプをレビューされていますので、ご紹介しておきます。 【弘法だって選びたい】 #32 PARKER45 私が購入したのは、2001年以降の新デザインのもの。 旧モデルとは、クリップのデザインが異なります。 矢羽のクリップが、やや曲線を帯びたものに変更されていますね。 もう1つの違いが天冠。 旧モデルと異なり、天冠に樹脂製のストーンは入っています。 キャップを開けると、樹脂製の首軸が。 色は黒ですが、黒以外のタイプも存在しました。 パーカーらしい特徴として、キャップの穴は健在です。 クリップの下に穴があるのが分かりますね。 キャップのリングの刻印からは、イギリス製であることが分かります。 デイトコードは、「I.III」なので、2004年第一四半期の製造。 比較的、新しいものです。 ペン先はステンレス製で、大部分が軸に隠れています。 パーカー 51系のようにペンポイントだけ出ているような感じではありませんが。 ペン芯も非常にシンプルな感じにもの。 ペン先とペン芯は螺子式のユニットになっており、ユニット上にF(細字)の刻印があります。 両用式で、コンバーターが付属していました。 パーカーの廉価品は、コンバーター別売りが普通ですが、海外では、廉価品にもコンバーターが付属することがあります。 これは、スライド式の廉価版の方ですね。 中に、金属の玉が入っています。 最後に、いつもの如く、汚い字で書いてみました。 使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。 インクは、パイロットのブラック。 ペン先は硬めですが、ストレスなくスムーズに書けます。 Fにしては、ちょっと太目の字幅。 細字のマーカーのような筆跡になりましたが、これはこれで嫌いではありません。 妥当な値段で買ったかなと思っていたのですが、灯台下暗し。 よく行く中南図書文具で、同じものがHK$300(約3,648円)で売られているのを発見。 ややキズがあるものの旧タイプ(ペン先:M)もHK$300(約3,648円)で売られてます。 同じパーカー 45でも、ボールペンは、既に処分価格になってたのですが、万年筆は、処分価格になっていません。 上手いなぁ。 旧タイプ、値下がらないか暫く様子を見てみます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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