元海外在住夫婦のお買い物日記

日本では、宅急便の受け取り、銀行、各種申し込み、手続きと、印鑑が活躍する場が多いですよね。

海外に住んでいると印鑑と言うものを殆ど必要としないのですが、先日、珍しく印鑑が必要になりました。

しかし、大切な印鑑は日本に置いてきているので、手元にあるのは安物の三文判の認印。

ちょっと恥ずかしいと思いつつ、三文判を使いました。


そこで、もう少し見栄えが良い印鑑を作る事にしたのですが、印鑑つながりで、多少、脱線しています。（笑）


最初に作ったのは、前々から欲しいと思っていた「落款印」。



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「落款印」は、書画などの作品に捺す印のことで、基本は3点セットになっており、以下のような種類があります。

1つ目は、好きな詩文や熟語などを彫った縦長の「関防印」。これは、作品の右上に捺します。

2つ目は、姓名を彫り、作品の左下に捺す角印の「白文印」。これは、文字が白抜きになるように、文字の部分を彫ります。

最後は、「白文印」の下に捺す、雅号などを彫った角印の「朱文印」。これは文字の周りを彫ります。

上の3つに、作品の右下など空いている場所に捺す「押脚印（遊印）」が加わる事もあるようです。


　　


気軽なものでは、絵手紙に捺しても良いと思いますが、私は、書画は勿論のこと、絵手紙も書きません。と言うか書けません。

私の場合、単に手紙などの使おうかと思っています。


価格を重視したため、購入した店が専門店ではなかったので心配でしたが大丈夫でした。
作成したのは「朱文印」にあたるものです。



当然、雅号なんてないので、代わりに名前の一字を彫りました。


サイズは、12mm角。



この印には、青田石という石材が使われています。
中国原産の石材で、篆刻では一般的な材料のようです。


キズモノ、訳有りと言うことで格安でしたが、気になるようなキズは無いですね。



細かい点に拘らないならお買い得です。


印影と言うと、余白が多すぎる感じで、全体的に迫力が無いですね。
形式には拘りませんので、あえて文字の周りを彫った白文にしたほうが、朱に白抜きで見栄えが良かったかもしれません。



字体は「篆書体」を選びましたが、今1つ味がありませんね。

発送の素早さからして、おそらく機械彫りでしょうから仕方ないですが、自分で彫った方が下手でも味が出ると思います。

昔、やったことがありますが、字体を自己流でデザインするなら、割と簡単に作れます。


そうそう、ちゃんと肝心の印鑑も作りましたよ。


まずは、オランダ水牛の印鑑。



サイズと字体が選べます。


選んだサイズは、15mm。
印相体でフルネーム彫って貰いました。



一応、実印のようなものを想定しています。（こちらでは実印は不要。）

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続いては黒水牛の印鑑。



これもサイズと字体が選べます。



レビューを書けば、ケースがオマケで付きますが、大したものではありません。


サイズは13.5mmで、姓のみ印相体でタテ彫りして貰いました。



銀行印のようなものを想定してます。

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ちょっとした贈り物に、こう言うのも良いですね。
象牙ですので、エコでないですが・・・。
1,500円なら認印として気軽に使えます。