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カテゴリ:万年筆
これは、中国で万年筆を買ったときにオマケで貰った万年筆です。
ブランド名は「MARKSMAN」のようですが、詳細は全く不明。 木軸を得意とする「MARKSMAN」というメーカーがありますが、それとは無関係だと思います。 素性の分かる方、教えてください。 そもそも、貰い物なので、そんな立派な作りのものではありません。 未使用のようですが、全体的に劣化が見られ、小キズも沢山在ります。 貰ったのは、黒と青の2色、計5本です。 天冠、尻軸が丸みを帯びたバランス型。 モンブランや日本メーカーが得意とするタイプのデザインです。 キャップを付けた状態での長さは136mmほどありますが、軸系が一番太いキャップ周りで約11mmと細身なので、かなり小さく感じます。 キャップは螺子式になっており、螺子溝の外側には透明なインクビューが。 2色とも、首軸には黒の樹脂が使われてます。 ブランド名らしきものを特定する唯一の手掛かりがクリップの刻印。 「MARKSMAN」とありますね。 このクリップは取り付けが甘くて、そのうち取れそうな予感が。 ペン先は、多分、ステンレスでしょう。 何の飾り気もないペン先で、ペン芯も外側に溝がないシンプルなものです。 最初は、固定タイプの吸入機構かと思ったのですが、引っ張ってみると簡単に抜け、両用式でした。 付属のコンバーターは、殆どが金属でカバーされた中押し式なので大き目のインクビューは殆ど意味がありません。 まぁ、後に大きなインクビューが役立つのですが・・・。 最後に、いつもの如く汚い字で書いてみました。 使用した紙は、ブロックロディア。5mm方眼が入っています。 インクは、パイロットのブルー。 怪しげな万年筆ですが、難無く書けました。 ペン先は、鉄ペンでもかなり硬めのタイプで、筆記線は極細クラス。 ペン先の硬さ、筆記線の細さを考慮するとメモ帳用に丁度よさそうな感じです。 コンパクトで持ち運びにも便利ですし。 ところが翌日になってインク漏れに気が付きました。 ペンケースなどと一緒にペンスタンドに立てていることが多いので、インク漏れは一歩間違えれば大惨事につながります。 幸い、大きなインクビューのお陰で異変に気づきました。 インク漏れの原因は、どうもコンバーターをきちんと奥まで差し込んでいなかった事にあるようで、この万年筆は無罪です。 気をつけないと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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