カテゴリ:旅のお話
西から帰って来ました。
大正から昭和、そして平成を生きてきた穏やかな男『じーちゃん』を見送ってきましたが、とても柔らかい表情で眠る顔を見て、安心して手を振ることができました。 たくさんの酒を呑み、周囲の人に笑顔を振りまき、きっと敵などいなかったのだろうなぁ…と、思う漢だっただけに葬儀にも多くの人が訪れてくれました。 ボクは受付に立ち続けたのですが、訪れる人たちが一様に良い人ばかりだったことからも、じーちゃんの人柄が偲ばるというもの。 こんな表現が適切かどうか分かりませんが、とても良い葬儀だったと思います。 帰りは弟と妹と3人だったのですが、(不謹慎なのかもしれませんが)「楽しかったね。」と言いつつ帰ってこれるほど、和やかに送り出すことができたのです。 子供の頃から何度も遊びに行った土地だけに、道中は懐かしい景色ばかり。 有明海 posted by (C)matsukuni 有明海2 posted by (C)matsukuni 往路に見た有明海は、子供の頃とは比べようがないほど濁ってはいましたが、最大6mという干満の差は今も健在。 こんな風に潮の引いた浜で、アサリやハマグリ、マテガイなど掘ったことを思い出します。 島鉄 posted by (C)matsukuni 以前は確か、色あせたウルトラマンみたいなカラーリングだった、島原鉄道も今はなぜか黄色に… 時代は移っているんだなぁ。 そんなことをサバ寿司を食べながら、兄弟妹で話しつつ帰って来たのでした。 サバ寿司 posted by (C)matsukuni じーちゃん、おやすみ。 そして、ありがとう。 (kuni) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[旅のお話] カテゴリの最新記事
|
|