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テーマ:小学生の勉強(1304)
カテゴリ:どんぐり倶楽部
またまたお久しぶりです。
ずいぶんつわりも和らぎ、やっとちょっと 仕事以外でパソコンに向かおうかな~と 言う気分に。 さてさて、ひさしぶりにMeeの授業参観に行ってきました。 算数の授業だったんだけど 「あのね、どんぐりを拾ったんだけど…」と まず最初に下のような絵を先生が提示されて ●●● ●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● あっ、もう数えている人がいるね~ 一つ一つ数えるのもいい方法だけど 今日はせっかくだから これまでならったかけ算を使って ●の数を数えてみましょう~ と言う問題1問でした。 私は ああ、3×5=15、3×3=9 15+9=24 または 2×3=6、3×6=18 6+18=24 という分解して考える方法、または 5×6=30 30-6=24 という全体から無いところの部分を引くやり方を 習得させるんだろうな~とおもって授業を見ていました。 すると、先生はドン!と100枚ぐらい上の絵を一つ印刷したB5の紙を 机上において、 「これまでみたいに絵を見て考えてね~。一つの考えができた人は ほかの考えがないかどんどん考えよう!」 と指示されると、 我先にといろんな方法を考える子どもたち すごく強引に線で囲み 7×3=21 21+3=24とか 4×6=24ってのも 色々な囲み方があって、 後でみんないろんな方法を発表したんだけど 同じ4×6=24の囲み方もちがうところにめをつけて 先生は一つ一つ丁寧に取り上げて、 ある女の子が 「2が12あると発見しました。 でも、2×12はできないから… でも、2×9は18と知っているから、 2×9=18で、 のこり、2のかたまりが3こあるから 2×3=6 18と6を足して24です。」 と説明したときには、みんな「おお~っっっっ、そうか~」と歓声が。 大人的には2が12こなんてかえって数えるの面倒じゃん… と思ってしまうのですが… とにかくこの1問を議論し尽くして1時間終わりました。 多い子は10枚ぐらいとってやっていたような~ Meeはゆっくりマイペースに3まい。 先生に当てられて大きな紙に自分の考えを書いていたから 枚数は少ないですが、しっかり考えているようです。 こんな感じ 私が考えたオーソドックスなやり方を発表した子もいたけど、 たぶんそれが一番シンプルで速いやり方だし 教科書にも載っている方法だと思うけど、 それを先生は「一番よい」とか評価することもなく… いろんな奇抜なアイディアたちの中では、かえってあまり光らない(笑) 最後に先生が、 「みんなからでなかったからこんな方法もあるって紹介するね。」 と、 5×6=30 30-6=24 という 内部分をあると仮定して、全体を求め それから無いところの部分を引くやり方 に触れられました。 最後の五分で出された応用問題。 こんな授業の後なのでこれまたいろんな 方法で子どもたちは解いていました。 Meeはこんな風に解いていました。 壁に貼ってある掲示を見ると これまで九九を先生と子どもたちで考えてきた 足跡がしっかりと見えました。 ふつう教科書では 8×6は 8を6回足して48と答えを求め それを暗記していく方向に力を入れるのですが、 8×6と書いてあるところには ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● ●●●●●● という絵が描いてあって、 これをいろんな形に線で囲みながら 4×6=24 4×6=24 24+24=48 とか 2×6=12 6×6=36 とか 7×6=42 42+6=48 などなどいろんな考えが書き込んでありました。 もちろん家では九九の暗唱は宿題となっていましたし すらすら言えるようにMeeも練習していましたが 宿題もドリル的な「じゃらじゃら問題」も結構ありますが… こういうことがきちんと授業で保障されていると ちがうな~と感心したところでした。 ドリル問題は宿題で結構やっているけど 最近久しぶりに再会して一週間に1~2かいの ペースでやり出したどんぐりも 鼻歌交じりにちゃんと楽しみながら絵を描いています。 今は2年生問題に取り組んでいます。 この間コロコロとゴロゴロの100センチメートル競走 の問題に取り組みました。 <2MX03> ボールのコロコロとゴロゴロは100cm転がりっこ競争で、今日のお掃除当番 を決めることにしました。コロコロは10分で2cm、ゴロゴロは15分で25cm 進みます。どちらが何分早くゴールできるでしょう? 私だったらまっすぐの100センチの線を書くんだけど Meeは「競争するんだ~」と4ページにわたって くねくね曲がった道を書いて考えました。 そしてゴールには勝った方には優勝トロフィー 負けた方にはぞうきん が用意してあります(笑) でもさあ、4ページにわたるこのくねくね道… 「そりゃあ~考えにくかろう…」 と、「こうかいたほうがいいよ…」 と、のど元まででかかったのを必死に押さえて みていました。 すると、ちゃあんと20センチずつ足して 進んでいます。進み具合は均等ではありませんが… 「こうしたほうがいい」 って気づくのは自分で気づくのが一番 ぐっと言葉を飲み込んで見守っています。 そうしているうちに 「あれ?これかけ算?20×5?」 と、つぶやきました。 「そうなのよ!これは実はね~」 と、教えそうになるのを我慢していると 「ああ~でも、ちがうかな?うう~ん、わからんけん足し算しよう~っと」 と、地道に足していきました。 そして答えを50分と60分と出して お楽しみの こ・た・え この こ た え の字を工夫して書くことが何とも楽しいらしい… お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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