病気にならない生き方:著者:新谷弘実
体調を悪くしてから、運動と食事のことには気を使っていますが、自分で適正にコントロールすることは大変難しいものであります。同書は、内視鏡外科の第一人者である新谷Drが、食事のあり方や生活習慣について、外科医としての経験に基づき、明確に記載されています。特に食事については、玄米食や雑穀類を使用した食事を推奨されています。早速家族を説得して、朝食だけ、又は夕食だけなど、一日1食だけでも玄米ご飯とするよう取り組んでいます。良く噛み、よく運動する等、従来からも推奨されていた生活習慣の当たり前のことが、改めて説得力をもって展開されています。すぐに家族全員に回り読みをするよう推奨しています。 結構なページ数ですが、一気に読み進んでしまいました。 ただし、牛乳の効果が相当否定されています。むしろ身体に悪いとの表現が明確すぎて、困惑しています。牛乳の効果を相当信じてきた人にはショックが大きいものですが、この本の優秀性を否定するまではいきません。北海道で、相当量の牛乳が廃棄されただとか、牛乳の消費量が大幅に減少した原因の一つに、この本の読者の普及が影響していることは大いに考えられます。 でも、サッカーの日本代表の中沢が中学までは「チビ」だったのに、高校生になって、大きくなりたくて、牛乳を毎日2リットルのんで、大きくなったといっていました。チビの三男坊にも、牛乳を飲むよう推奨していますので、ココだけはいただけませんが、相対的には、本当に良い本です。多くの人に呼んでもらいたいと思います。 病気にならない生き方 -ミラクル・エンザイムが寿命を決める- 著者:新谷弘実 1,600円 出版社:サンマーク出版 サイズ:単行本/237p 発行年月:2005年07月登録中の人気blogランキングへ ←よければクリックを