|
カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト92位
実践ディープバリュー投資 (イェルン・ボス著、パンローリング社) のクライマックス第7弾です。 今日もディープバリュー投資の成功例を見ていきましょう。第8章 ベロシ です。 市場は同社をほとんど見過ごしており、イギリスに本社を構えてはいても、経営は外国で行われていた。同社は当初、マレーシアで設立され、主にマレーシア人が経営をしていた。 外国に拠点を持ち、アナリストに取り上げられることもほとんどなく、株主名簿にイギリスの主たる機関投資家は存在せず、独りぼっちであった。まさに金融界の「隠密行動」の定義通りである。 さてここ日本でも上記の「ベロシ」の様な企業と言うのは散見されます。日本市場で上場し、日本に本社を構えてはいても、実質的な経営は国外で行われ、外国人が経営をしている、そういう企業です。 そしてこういう「ベロシ的な銘柄」は、誰からも注目されず、アナリストレポートはほとんどなく、日本の有力な機関投資家の参戦もなく、やはり「独りぼっち」になりがちです。そしてその結果として、株価も安値に捨て置かれることになります。ここに我々「日の丸ディーブバリュー投資家の出番」が隠れています。 私は以前よりこういった「ベロシ銘柄」に積極的に主力参戦するようにしています。具体的には、フィリピンでアジア最大級&総工費3000億円越えの巨大カジノリゾート「オカダ マニラ」を経営している 6425 ユニバーサルユニバーサルエンターテインメント や モンゴルの最大手であるハーン銀行を保有&経営し、それが売り上げと利益の大部分を占めている 8699 澤田ホールディングス などです。 「ベロシ的な銘柄」に投資チャンスがあることは、全世界共通なのかもしれないですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Sep 10, 2019 07:45:16 PM
[株式投資全般] カテゴリの最新記事
|