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カテゴリ:株式投資全般
さて今日は株式投資本オールタイムベスト128位
バリュー投資 達人への道(ゴータム・ベイド著、パンローリング、2021年) のクライマックス第8弾です。 今日は、第23章 市場はほとんどは効率的だが、いつもではない から。 強気相場が終わるべき理由を説明する知的な議論は数多くあるが、それはこれまでも、これからも関係ない。複雑な適応システムである株式市場は、常にまったく予想がつかないものなのである。 これはその通りです。たまに「物理学や行動心理学の法則を応用して私は相場の未来を完全に予測することができる。」と言うような事を言う投資家の方がいますが、そういうのは詐欺師かもしくは誇大妄想狂と考えたおいた方が安全であると個人的には認識しています。 市場のサイクルを正確に予想することは不可能だ。 図23.1 投資家が自分でコントロールできること いやあ、これはいい図表です。我々投資家はどうしても結果としてのリターンに目が行きがちですが、実はそれは自分ではどうにもできない部分が沢山ある訳です。投資結果は「市場環境」と「運」に大きく左右されるからです。 その一方で、どの銘柄にどこまで踏み込むかと言うリスク、どの程度頻繁に売買するかと言うコスト、どのくらいの期間を見て戦うかと言う時間、具体的にどういう手法を使うかと言う行動は、自分自身で100%コントロールできます。私たち投資家は、そういう「自分で何とか出来ること」だけにフォーカスして戦うことが必要なんですね。(続く) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 19, 2022 01:46:18 PM
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