南三陸~歌津町~
石巻、相馬に続き3か所目の東北ボランティア。今回もチーム日光南三陸瓦礫撤去ボランティア(5月13日~15日)の初日に参加。朝4時に日光を出発。東北自動車道を北上。相変わらず交通量(普通車はもちろん物資運搬や自衛隊の車)が多い。以前と変わったところは格段に道路状況がよく段差も少なくなっていました。お昼前に南三陸町歌津地区に到着。小さな港町。がゆえにまだまだ復興の手、ボランティアの数が不足しているとのこと。先にボランティアで活躍されている「QR」さんの指導の下、地元の人の要望で橋のゴミを撤去しに~※ここはケイヤク会(字が分かりませんが…)という組織があり「結」が350年ほど続く地域。そのケイヤク会が長となり避難所の生活、秩序を統括しているのだそうです。お祭りも盛んであるらしい。日光もお祭りが盛んで自治会(中老さんや大老さんという長のもと良い意味で上下関係がしっかりと残る地域)の統制力などどことなく日光に似ているな~と思いました。~車で山を下り港に出るとあたり一面が流されている。建物は基礎を残し跡形もない。つぶれた車。道路に打ち上げられた漁船。駅から先の線路は崩れ落ち山肌約20メートルまで来たであろう津波によって打ち上げられた瓦礫等が木々に付着。「2か月経過したのにこんなにひどいのか!?」と。まるで数日前に津波が来たのではないだろうかと思わせるほどの惨状。逆にいえば2か月前はどれほどひどかったのだろうか。。初日、チーム日光でやった作業はこの橋の瓦礫撤去。経験者が多くスキルもあるので皆の作業がはやい!!そしてチーム日光の武器は何と言っても「チームワーク」当日は強風だったものの暑さもなく数時間で橋の清掃作業完了!上の橋が数時間後にこのようになりました。結構交通量も多く通る車が気持ちよく橋を渡っていただけると良いですね。今回は仕事の関係で日帰りでの参加でしたが毎回得るものが多くあります。自分のチカラはホントに小さな。小さすぎる力。時には無駄になってしまうかもしれない作業も地元の人がきれいになった橋を見てうれしく思ってくれたりするだけでもいいなと思います。そして被災地に優しく接することにより地元日光にも優しくできる気がします。いろいろ得たもの、考えたことをこれから継続して具現化できればいいな~~と思います。被災地にはまだまだ人員が足りません。ボランティアの募集などもまだまだ行っています。詳しくはコチラ↓チーム日光日光市でも日帰りで相馬へのボランティアも募集中。コチラ↓日光市災害ボランティアセンター※写真提供:宇都宮市の千野さま