テーマ:ワイン大好き!(30386)
カテゴリ:ワインスタンド
ジムで軽く肩こりをほぐしたあと、例によってワインスタンドに立ち寄ってきました。
今日はオーバーエンメルの醸造所で、エドヴィン・ヴァイデルト(Edwin Weidert/Oberemmel)。 ドイツのワイン業界紙"セレクション"の『食事にあうワイン』というテーマのコンテストで、2004年産リースリング・シュペートレーゼ辛口が4つ星(5星満点)に評価されたことを、とても誇りにしているようでした。ワインスタンドで1.50ユーロのそれは、確かに繊細、上品な柑橘とミネラルのバランスで、いわば典型的なザールのリースリング辛口。濃厚で複雑なワインが目立つ試飲会や品評会では高得点が難しそうな、清楚で落ち着いたワインでした。 所有する畑はわずかに2.5ha。家族経営の小規模醸造所で、瓶詰め直売もしているけれど、顧客の開拓には苦労されているようです。それでも、息子さんがベルンカステルの醸造学校を卒業して、行く行くは家業を継ぐ予定だそうです。彼とは先月、コンツのワイン祭りで少し話したことがありました。平均収穫量はそれほど低くなく、90hl/haくらいだ、と言っていましたが、一部の野心的な醸造所並の50hl/ha以下に絞り込む気はなく、父親の路線を引き継ぐつもり、と言っていました。 濃厚ではないけれど、こうしたザールのワインもまた、捨てがたい魅力があります。 果実味の透明度にほどよいミネラル、それに手頃な価格。インパクトはそれほどありませんが、いいワインだと思いました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/09 05:21:10 AM
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