テーマ:ワイン大好き!(30343)
カテゴリ:ワインスタンド
夕刻ひさしぶりにワインスタンドでグラスを重ねた。
ザールのオーバーエンメルにあるユングブルート醸造所。2005年から世代交代して、今はおそらくまだ20代だろう、若手醸造家のクリスチャン・ユングブルートが醸造責任を負っている。2007リースリング・グラウシーファーは非常にアロマティック。完熟したリンゴに桃が香る濃厚な甘みの後に、ごつごつとしてスパイシーなシーファーのミネラル感が残る。2007 リースリング・カビネット辛口はワインスタンドの常連のお薦め。軽めのクリーンな果実味に繊細なミネラル感、ザールらしさがよく出ている。同カビネット・ファインヘルプもクリーン、ライト、ミネラリッシュ。辛口よりもアロマティックでとっつきやすい。ワインはステンレスタンクで培養酵母を用い低温発酵。最初のグラウシーファーも培養酵母を使ったそうだが、自然酵母で発酵しても面白かっただろう。 ほろ酔い加減で大聖堂の脇を歩いていたら、韓国の友人に会った。今帰国中の友人とは違い、彼はすでに本格的にワイン商として仕事を始めている。明日はシュロス・リーザーへ買い付けに行くが、売ってくれる本数は限られているそうだ。それでも200本を超えるから、たいしたものである。聞けば、韓国ではフリッツ・ハーグは入荷すると2時間で売り切れるそうだ。「もっとも特約代理店が決まっていて、僕は扱えないんだけど」と、ちょっと残念そうではあったが。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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