テーマ:ワイン大好き!(30387)
カテゴリ:ワインスタンド
水曜あたりから少し肌寒い。晴れ間は減ったが、雨はまだ降っていない。
DLR Moselの収穫情報を見ると、葡萄の成熟も少しスローダウンしているようだが、ブルグンダー系は既に90エクスレを超えている。来週あたり収穫か。 昨日ハウプトマルクトのワインスタンドに立ち寄るとルーヴァーの醸造所だった。 リストを見ると2002~2006のヴィンテージしかない。 せっかくなのでフェダーヴァイザーを飲んでみたところ、非常に甘く力強く、驚いた。 先週日曜に収穫したミュラートゥルガウで、果汁糖度は80エクスレだったという。収穫後4日目。白濁してはいるものの気泡はほとんどなく、アルコール濃度は2%。蜂蜜を入れたミルクティーのようでもあり、収穫した日の太陽の暑さが果汁に残っているかのようで、その数日前に飲んだオプティマの薄く味気ないフェダーヴァイザーとは雲泥の差であった。 翌日はどうなっているか気になって、またワインスタンドに行ってみた。 液面に気泡が立って、発酵は順調に進んでいることがわかった。前日よりも弱冠甘みが削がれて、その分しっかりとした骨太な酸味があり、少しワインらしくなっていた。明日はまた少し辛口になっていることだろう。 醸造所の親父さんによれば、最近葡萄畑ではイノシシが毎日のように出没しているそうだ。 畑のまわりの膝くらいの高さに、触れると「ピリッ」とくる電線を張り回していても、小型のイノシシはそれを下からくぐり抜けて熟した葡萄を食い散らかしに来るのだという。今年はずっと見かけなかったが、熟したのを見計らったよう森から出てきたそうだ。 ルーヴァーだけでなく、ザールでもイノシシ対策には頭を痛めていると聞く。 温暖化で彼らの成長が早まり、急速に数が増えているそうだ。どんぐりとリースリングで育ったイノシシならば、料理してもリースリングによく合うことだろう。イノシシのサラミはあるが、普通のハムは見たことがないのは何故だろう。やはり少しクセのある香りなのだろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009/10/03 11:41:11 PM
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