|
カテゴリ:ベネルクスの旅日記
ベルギーの首都ブリュッセルに到着! この日の朝はあんなに晴れていたのに、お昼頃から空は灰色に染まり、やがて冷たい雨が降ってきました。とりあえずホテルにチェックインして、ぽんカノがのんびり休憩している横で、ブリュッセル散策の攻略をいろいろと練っていました。
まずは、博物館が密集している「芸術の丘」に行くことにして、厳しい寒さの中、町へ飛び出しました。その道中で見つけたレストランに入り、ランチを取ることに。テーブルに出されたメニューを見て気付いたんですが、どのようやら高級レストランに入ってしまったようです。白ワインのグラス(200 cc)で7ユーロ(1000円)もするのです。お酒好きのぽんカノなら、いつもは2杯飲むところ、1杯で我慢してもらいました。まだ昼やし。 じゃがいも&いくら エビ 料理はシンプルではあるものの、案外美味しいです。例えば、茹でた皮付きのじゃがいもの上にバターといくらを乗せたシンプルクッキングで、これだけで2000円ぐらいでした。 こういう類のレストランは、前菜、メイン、デザートとオーダーしていくシステムになっていて、この3段階を経てお腹が満たされるのです。しかし、メインディッシュだけをオーダーした我々は、お腹は満たされず・・・。ただ軽くなった財布を持って、観光にさっさと出かけました。 ブリュッセルの街並みは、フランスのパリにどことなく似ています。アール・ヌーヴォーの建築様式の建物が町のいろんなところで見られ、ドイツやオランダの景色とは異なっています。そして、ブリュッセルの中で最も人気の高い博物館の1つである「楽器博物館」もアール・ヌーヴォーの建築様式を備えています。 Albertina-Plain R.M.d.l. Cour 案の定、楽器博物館の前には長い行列ができていました。ここは我慢して長蛇の列を並ぶことにしました。館内に入場する際にヘッドフォンを渡され、これは展示されている楽器の前に立つと、ヘッドフォンからその楽器を使った演奏が流れる仕組みになっています。 Mont des Arts Kunstberg Musée des Instruments Musique 楽器博物館の中には、華やかにデコレーションされたアンティーク楽器や、見た事もない変な楽器などが展示してあります。ぽんカノにとっては嬉しいはずの博物館なのに、ここでアクシデントが勃発。ぽんカノさん、ここに来て突発的に女性にしか分からない痛みを抱えてしまったのです。まるでお年寄りが歩くかのように、中腰になってヨタヨタと歩いて、力の抜けた様子で館内のベンチに座り、しばらく休んでいました。 ぽんすけ愛用のガチャピンのクリアーケース(薬&切符入れ)から鎮痛剤を取り出して、それを服用させました。約30分で薬が効きだしたようで、その後は特に変わった様子もなく見学していました。Made in Germanyの薬は強力だ! ピアノを演奏中のぽんカノ!? 大きな柿のように見える楽器 さて、展示物ですが、アンティークピアノやチェンバロはたくさん収蔵されていて、よくこんなにたくさん集めたものだと感心してしまいます。これらの楽器には油彩画が描かれていて、楽器として耳で楽しむだけではなく、目でも楽しめるところが特徴的です。 フルート、バイオリン、ギターはもちろん、ありとあらゆる楽器が展示してあります。この博物館の見所は、やっぱり珍楽器でしょう。蛇の形をした吹奏楽器や、壺に革布を張っただけのもの、そしてお鍋に竹のような棒が差し込まれた楽器などが展示してあり、これらを見ていると滑稽に思えてしまいます。 アンティークチェンバロ アンティークピアノ 壺の楽器? お鍋の楽器? その他にも珍楽器がたくさん展示してあり、こんなのどうやって演奏するのかなあって、首をかしげながら見ていました。下の写真のように、ビオラのような弦楽器とピアノのような打楽器を複合させた珍楽器もあり、謎は高まるばかりの博物館でした。 ??? ???!!! まだブリュッセルの旅は始まったばかり。これから、本当のブリュッセルの町の姿を見ていくことにします。では、また。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[ベネルクスの旅日記] カテゴリの最新記事
|