仕事は、かけ算。鮒谷周史
もう何冊も出している人なのかと思ってましたが、これが1冊目だということです。「平成・進化論。」という超有名メルマガの作者さんです。内容は、メルマガ「平成・進化論。」で書かれたテーマから特に反響の大きかったものをまとめたということです。確かに、ところどころ覚えのあるテーマが入ってました。仕事の心得みたいな話ですので、斬新な内容ではないですが、「そうそう、そうだよな」「忘れないようにしなくちゃ」と、日々の忙しい生活にかまけておろそかになってることを思い出させてくれる、そんな本です。時々、読み返したい本です。個人的には、作者が起業したときの、ビジネスプランの話が印象に残りました。参入障壁の話など、ですね。タイトル「仕事は、かけ算。」の意味仕事のできる人は、「かけ算」で考える。成果=仕事の質×仕事の密度×仕事の量これまでの自分は、足し算で考えていた。仕事+仕事+仕事・・・ほんの小さな歩みでも、「成長率と継続年数の福利公式」で1年後には44%も自分の能力が高まっている。寝る前に予定をすべて書き出すことで時間に対する切迫感が生まれ、朝からエンジン全開で働ける。ワンランク上の環境に身を置くことで、自分でも気がつかなかった「快適ゾーン」を上昇させる。仕事は、かけ算。 鮒谷周史