日本の富裕層
こういう本を読む目的は2つあって、1.富裕層に売るためにはどうしたらよいか?2.自分も富裕層になりたい(笑)初心者向けな感じの本で、富裕層って言うと「ヒルズ族」ぐらいしか浮かばないよって人でもスゴク分かりやすいです。私は個人的にこういうの好きなので何冊か読んでますが(笑)それでも、損しないだけの情報は得られたと思います。日本は世界第二位の富裕層大国100人にひとりが富裕層3000万円のマンションに1室だけ1億円の部屋をつくっても富裕層には売れないこれからの日本は二極化、固定化していくオールドリッチ層(認定貴族、財閥層、名士・名門リッチ、高度成長リッチ、土地成金リッチ)はオイルショックと不動産バブル崩壊によって7割が消えた。生き延びた富裕層は数十年に渡る富裕層歴があり、紳士的で尊敬できる人が多い。ニューリッチ層は5種類・プロフェッショナルリッチ・勝ち組リッチ(いわゆるセレブ。ヒルズ族のイメージ)・ストックリッチ(「となりの億万長者」)・リテイアリッチ・ラグジュアリーリッチ(「DINKS」「負け犬OL」)5種類に入らないずば抜けた「ウルトラリッチ」も存在する。時代を限らず、長男・長女で教育をしっかり受けた人が多い。30歳まで資産を持ってることを知らせないと成功する。(アメリカのデータ)奥さんは「玉の輿」よりも「糟糠の妻」タイプが多い。ニューリッチの5大ニーズ・資産防衛 「運用」よりも「防衛」・教育・資産貢献 世界の富裕層が通う“ボーディングスクール”に通う日本人 が出てきている。・美容・健康・アンチエイジング・エンターテイメント・セキュリティアートもポートフォリオ国家総出で富裕層マーケティングを行っているモナコ。レーニエ大公の1代前は、目立たない小国だった。有名レストラン、カジノ、F1、バレエなどのイベント。治安は最高。グレイス・ケリーでアメリカの知名度も向上。アジアで最も長い「富裕層歴」を誇る日本はモナコを狙える。ブランドの戦略とか、具体例もいろいろあって面白いです。興味のある方は読んでみてください。日本の富裕層 臼井宥文