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【内容情報】(「BOOK」データベースより) 奇妙奇天烈な地下の館、迷路館。招かれた四人の作家たちは莫大な“賞金”をかけて、この館を舞台にした推理小説の競作を始めるが、それは恐るべき連続殺人劇の開幕でもあった。周到な企みと徹底的な遊び心でミステリファンを驚喜させたシリーズ第三作、待望の新装改訂版。初期「新本格」を象徴する傑作。 【迷路館の殺人】綾辻行人 現在ハマり中の館シリーズ3作目です~ 今回タイミング良く新装改訂版が出てくれたので、装丁の綺麗なこちらをGET。 いやぁ、もうなんだろうねこの面白さは!!!素晴らしいです。素晴らしすぎます。 完璧にミスリードされていた事に気付き、些か呆気にとられたまま読了しました… 実は、中盤あたりで「あ、トリックが読めたかも~」と思ったんです。 でもラストのどんでん返しでハッとなり、さらにそれに次ぐどんでん返しのどんでん返し。 も~~何度読者を驚かせてくれれば気が済むんでしょう、綾辻さん……(笑) まさにタイトルの如く<迷路>に迷い込んだような感覚を、たっぷりと味わいました。 地下が迷路のように広がっている「迷路館」。 その屋敷の主人、日本推理小説界の老大家・宮垣は、ある奇妙な遺言を残して自殺した。 その日その屋敷に集まった4人の推理小説作家の内、1人に遺産を与えるという。 その選抜方法は期限内に小説を書くというもの。最も優秀な作品を書いた者が遺産相続人。 奇妙なのは、小説の舞台は「迷路館」、登場人物はその日集まった人間であるという事。 4人の推理小説作家は、早速小説を書き始めるわけですが、、、 一人、また一人、と自分の書いた小説通りに、次々と殺されていくのが恐ろしいわ 迷路のように入り組んだ薄暗い廊下に、ポツリポツリと並ぶ不気味な仮面。 ミノタウロスやアリアドネ等、ギリシャ神話をモチーフにした部屋も怪しさがありますねぇ。 このシリーズの探偵・島田潔ののんびりした性格が救いかな。 ……この人がいなきゃ、すっごい殺伐とした暗い雰囲気の作品になってるだろうな(笑) うん、面白かったです。このシリーズ大好きだ~ 「十角館の殺人」 「水車館の殺人」 ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
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