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【不思議のひと触れ】シオドア・スタージョン 【内容情報】(「BOOK」データベースより) 神話的な輝きを放つ、“アメリカ文学史上最高の短篇作家”シオドア・スタージョン。その魔術的ともキャビアの味とも評される名短篇をここに集成。どこにでもいる平凡な人間に、不思議のひと触れが加わると?─表題作をはじめ、デビュー作他、全十篇。 お友達の日向永遠さんからオススメ頂いた本です~ 日向さん、素敵な本をありがとうございました!とてもとても面白かったです。 読み終わって最初に感じたのが、「贅沢な短編集だなぁ~~!!」でした。 奇妙なお話、ざわりとした空恐ろしさを感じるお話、プッと笑えるお話、心温まるお話。 意外だったのは、一番苦手なはずの恋愛系の短編があまりにも良かった事(笑) 初めましての作家さんでしたが、とにかく引き出しの多さに吃驚でした 【目次】(「BOOK」データベースより) 高額保険/もうひとりのシーリア/影よ、影よ、影の国/裏庭の神様/不思議のひと触れ ぶわん・ばっ!/タンディの物語/閉所愛好症/雷と薔薇/孤独の円盤 ≪オススメPoint≫ 短編集 不思議なお話がたっぷり SFファンタジー どれも面白かったのですが、、、 特に印象に残っているのは表題作「不思議のひと触れ」と「孤独の円盤」かな。 凍りつくように冷たい水。月明かりに照らされきらきらと輝く海。 幻想的な美しさと、少し触れればたちまち弾けて消えてしまいそうな儚さが同居していて。 映画のワンシーンを観ているかのような、何とも繊細で素敵な作品でした 何でも自分の口にした事が、全て真実になってしまうという「裏庭の神様」。 覗き穴から隣人を覗いていた男が、ある衝撃的な場面を目にする「もうひとりのシーリア」。 大森望さんの解説も約30ページにもわたる充実っぷり! ひとつひとつの作品について、詳しく説明が載せられているのが嬉しかったです。 他のスタージョン作品も読んでみたいな~~ ≪検索用INDEX≫ 作家名から調べたい時は… ◆ 作家別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪) 作品名から調べたい時は… ◆ 作品別 INDEX ◆ (クリックすると別ウィンドウで開きます♪)
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