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ナがために鐘はなる・なんの役にもたたないけれど

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2020年11月24日
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11月7日マチネ、ドラマシティで
『おかしな二人』を見ました。

大地真央、花總まり主演ということで、





宝塚退団以降、生の舞台は見たことがなかった大地真央が、大阪に!
ということで、見に行きました。
でも、退団公演は見たかなあ、どうだったかな。どちらにせよ、三十数年ぶりなのかな。


エリザベートでおなじみの花總まりちゃんと2人のお話ということで、
ニール・サイモン作、原田諒潤色・演出。

まあ、なんていうか、
さすが大地真央は、健在だった!
まりちゃんも、女王様じゃないまりちゃん、
思いっきりやってて(顔つきも)、
でも、どんなにやっても可愛い。

掛け合いも面白いしね。

だけど、このまりちゃん演じる
フローレンスというのは、
「病的にきれい好き」というひとことでは
済まされない、問題な奥様です。

真央演じるオリビアというのは、
スポーツキャスターのキャリアウーマン、
おしゃれで快活な女性なんだけど、
片付けは超苦手で、離婚した旦那に
まだお金を送ったりしてる。
いつも、友達4人が家に来て、ボードゲームなどしてワイワイ夜のひとときを過ごす。

そこへ、お金持ちの奥さんで友人のフローレンスが、離婚されたと言ってくる。

というところから始まります。

結局、じゃあ、しばらく一緒にここに住む?
というオリビアの誘いに乗ることになるんだけど、まあ、大変と。

部屋はとっても片付いて、
お料理も手作りの食事にこだわって
(いや、それ自体は誰も文句は言わない、
いいことなんだけどね)
色々人のこと、家族のこと、先走って勝手に心配してウザがられる。

人の話、聞いてからにしたら?
人の心配してるフリして、自分の不安やよりどころのなさを押し付けんといて
って言われるやつね😓

昔から、洋の東西を問わず、
これは困るでっていうのは
変わらないんだなあ・・・

結局、最後、
オリビアが、あんたは台所と自分の部屋以外、私のいるところに来ないでと
宣言したら、じゃあ出て行くってことになったんだけど、
まあ、捨て台詞もあってね🤭

オリビアがピキッときたのは、
1つは、
「あなたはいいわね、スポーツの何が勝ったとか言ってるだけの楽しいお仕事でね」
というやつ。

オリビアも別に、何もかも余裕のよっちゃんでやってるわけじゃなくて、
色んな思いを抱えながらも、
仕事は当然誇りを持って取り組んでるし、
人生全般においても、失敗しながらも、明るく、前向きにやっていこうとしてるのにね。

それは他の4人の友人たちもそうなのよね。

もう一つ、それは言ってはおしまいだよっていうのが、
「私を追い出したら、あなたは罪の意識を頭の上に乗っけていくのよ」(大意)
ってやつ。

この2つには、オリビアは怒って反論してました。
でも、分かってないでしょうね。

まあ、一応、こんなフローレンスも、
最後に、みずからある行動を決意して、
実行に踏み切れたので、
とりあえずは一歩、実質踏み出せたのは
良かったのかな。

フローレンスが「ベリーベリービジー」と言ってにっこり出ていったあと、

散らかったタオルをたたむオリビア、
あの集中力というのかな、
あそこはさすが真央!って思って、
とても懐かしかった。

そして、みんなでやってるゲームに絡めて、
『オズの魔法使い』の「オーバー・ザ・レインボー』を突然歌い出すんですよ。

♪「Some where over the rainbow 〜

ちょっと泣けました。

でも、みんな、頑張ってるんだよね。

そういう人の先頭に
やっぱり立ってくれるんだ
と思わされる、
そこは宝塚男役トップスターの精神のあらわれだなと思わされるような姿でした。


そして、
なんとフィナーレ付き‼️

舞台は、ニューヨークのオリビアの部屋という設定だったので、
その窓の外、大都会・ニューヨークのビルの景色の中で、
ニューヨークを舞台にした作品が歌われたと思います。
曲名は忘れましたが😅
知ってる知ってるって曲ばかりです。

真央とまりちゃん、
世代が違って、
宝塚時代、全く被らなかった2人、
合いますねーー😍 すてきです。

最後の最後の曲、
♪いこう、いこう♪なんとかかんとか〜
っていう曲は、
宝塚時代、大地真央リサイタルの曲だったんじゃないかなーと思うのですが、
どうだったでしょう。
リサイタルじゃないかもしれないけど、
宝塚の主演作のテーマ曲だと思います。

原田っち、なんて親孝行なんでしょう😆
エライ!

というわけで、満喫しまして、
喉が渇いたので、
ルクアの下でクラフトビール飲んで帰りました。





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Last updated  2020年11月24日 19時15分39秒
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Re:ドラマシティ『おかしな二人』(11/24)   じぇし さん
真央様とまりちゃんか、不思議な組み合わせだなぁと思っていましたがそういうストーリーだったなら、なんとなく納得。 

女性もいろいろいるもんね。お片付けなんて特に個人それぞれなのに、それで人生描いちゃうなんてすごい話だ。

確かにいつも、どこかで応援旗を降ってくれそうな感じよね、宝塚の男役。自らも走っているのもステキ。お片付け、あまり得意じゃなさそうな感じも可愛い。彼女の生の舞台って何番手とか、トップになってから全然観てないし、帝劇も全然。風とか、王様とか。惜しいことをしたわー。

フィナーレついてるのね。うふふよかったですねーさすがにシャンシャンはないよねー。 (2020年11月24日 22時35分45秒)

Re[1]:ドラマシティ『おかしな二人』(11/24)   京野なすけ さん
じぇしさんへ

>真央様とまりちゃんか、不思議な組み合わせだなぁと思っていましたがそういうストーリーだったなら、なんとなく納得。 


そうそう、2人、似合ってましたよ。
まりちゃん、何でもうまいから~~
年の差なんて^^;というぐらい
堂々とやってて魅力的でした。


>女性もいろいろいるもんね。お片付けなんて特に個人それぞれなのに、それで人生描いちゃうなんてすごい話だ。

ニール・サイモン版でも、男性版というのがもともとで
これは女性版というのを潤色したようでしたが、
ほんとそうよね、片付けの得意不得意というところから
人生の問題を見せつつ、会話で面白く聞かせるんだものね、
すごい話です。


>確かにいつも、どこかで応援旗を降ってくれそうな感じよね、宝塚の男役。自らも走っているのもステキ。


そうそう、ほんとそうです。
まさにオスカルなのかも。


>お片付け、あまり得意じゃなさそうな感じも可愛い。彼女の生の舞台って何番手とか、トップになってから全然観てないし、帝劇も全然。風とか、王様とか。惜しいことをしたわー。

真央の、買い物から帰ってきて、何気なく物を置いたつもりが散らかしてる
ってところが、とっても自然でうまかったです。

元々、コメディとか面白いことを考えてやるのが好きそう、得意そうだと
思っていたので、退団後ずっと、女王様然とした扱いを受けていたような(世間の目もあるのかな)、ちょっと気取ったような感じだったけど、
舞台そのものを見ると、変わらない魅力があったんだろうなと
今更ながら・・・


>フィナーレついてるのね。うふふよかったですねーさすがにシャンシャンはないよねー


シャンシャンはありません(笑)
男の人が2人出ていたんだけど、1人は渡辺大輔さんという、「1789」でも二枚目をやっていたミュージカル俳優さんが、コメディで楽しませてくれてました。もうお一方は、芋洗坂係長さん。こちらもいっぱい踊って、楽しかったです。 (2020年11月25日 09時48分59秒)

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