1月気功教室@joyfit
成人の日でお休みのため、教室には新しい顔ぶれもちらほら。この時期に帰国したのは初めてなので、少し新鮮な気分です。教室に向かう途中、とんど祭り(とんど焼、どんど焼?)を初めて見ました。一見、火事なのかと思ったのですが、地元では毎年この時期、とんど焼をするということでした。こういった伝統行事は、地域の人達にとっては絆を強めるという意味でも大切だと思いますし、何よりも、昔から、祈願のテーマの源は「健康」だったのだと思います。身心共に健康、健全でこそ、毎日元気に働くことができ、食事を美味しくいただくことができ、安心して過ごすことができるのですね。なんとなくそんな思いに浸りながら、教室に入り、今年第一回目の気功を始めさせていただきました。年末年始はどうしても飲食の量が増える時期。でも、たまの贅沢や羽目を外すのも大いに結構!大事なのは、切替を上手に行うことです。いつまでもだらだら正月気分に浸らず、緩んだ身体を引き締め直す必要があります。今回は、坐法で呼吸を調えた後、身体を動かして、すみずみまで伸ばし、気血を通わせる功法を行いました。練功十八法後段は、足腰を鍛え、関節を動かしながら緩め、内臓機能を高める全身運動ですので、特にすでに関節や筋を痛めて動かすのが痛いという方にも大変有効です。慣れないうちは、難しく感じるかもしれませんが、それほど複雑ではないので、一つや二つの動作だけでも結構ですので、是非ご家庭でもやっていただきたいと思います。そして、身体を動かした後は必ず放しょうをして、呼吸を調えてください。この時に、体内の自己治癒力が発揮されます。来月は、さらに気功らしい体操をやりたいと思います。気功体操は、太極拳、推拿按摩、武術の動きをくずした形で、力むことなく、丹田も使わず、ゆっくりと動きます。今は何も感じないという方でも、ご自分でやっていくうちに、今まで使われていなかった感覚が研ぎ澄まされ、より敏感に、より繊細になり、気が身体を巡っているのを感じることができるようになります。これは、言葉で伝えられないので、実際に動いで初めて感じるものです。また、感じ方も十人十色ですから、焦らず、少しずつ続けてみてくださいね。とんどについて調べました!1年中の身体健康・無病息災・家内安全・五穀豊穣などを祈願。この行事はお正月の伝統的な行事で1月15日前後に無病息災を祈って行われ、お正月中飾っておいた松飾りやしめなわ等を持ち寄り,積み上げて焼き,神を再び天上に送るという古来からの習わしが由来。さらにこの火にあたると病気をしない,災難にあわない、厄を払えるといわれている。また、書き初めを燃やして高く舞い上がると字が上達する、その火で餅をやいて食べると若返る,風邪をひかない、さらには、残った灰を家の四方に撒くと,魔物が入ってこないともいわれる。