久々のリッツスパ
約1か月更新していませんでした。まるでこの一月が一年のように感じます。本当にいろいろなことが次々と起こり、「一つ一つ確実に解決させること!」と心で呪文のように幾度も唱える毎日でした。慌ただしい中の引っ越しもようやく落ち着き、北京の新居生活がスタートしました。個人的な事情以外にも外的ストレスが大きい北京ですが、私にとって唯一我が家以外でリラックスできる空間がリッツカールトンスパです。北京オリンピックの年である2008年に二つ目のリッツカールトンが目の前にオープンしてから、憩いの場所として、様々な面でずっとお世話になっています。この日、あまりにも疲労困憊して、眠りたいモードに入り、いつものようにスパマッサージを90分してもらいましたが、目が覚めた時はなんと20分もオーバーしてそのまま眠っていました。外でずっと待っていてくれたセラピストは、死んだように眠っている私が何も食べていないと察したのか、いつもの白木耳スープに消化にいいビスケットをつけてくれました。感動~日本ではサービスは当たり前の世界でも、ここ北京では期待すること自体が罪な世界ですので、このささやかな心遣いが本当にうれしかったです。さすがリッツカールトン…思わずぱくり!ところで、今回引越しの際、断捨離のいい機会だと思い、大量に書籍を処分したり、雑貨を処分したりしていて見つけた一枚のメモ。ペルーの詩人セサル・バジェホ(César Vallejo, 1892-1938)の作品Los Heraldos negros『黒い使者たち』Hay golpes en la vida, tan fuertes...Yo no sé!Golpes como del odio de Dios:Como si ante ellos,la resaca de todo lo sufurido se empozara en el alma...Yo lo sé!人生の打撃にはとてつもないものもある…どういうことだろう!神の憎しみのような打撃、まるでそれらを前にこれまでの苦しみのすべてが押し戻され魂に深くよどむようだ…どういうことだろう!17か18歳の時にスペイン語に憧れて書き留めたメモだったと思いますが、なんとも暗い詩です。懐かしい…当時はスペイン語もよくわかりませんでしたが、今見ると結構意味がわかるのが嬉しい…でも、この詩を見つけて、なんとなく今の状況を乗り切っていこうと思えました。