『ハッコーネ!』
ほとんどの方が帰られ、宿は急に静かになりました。別所での最後の朝も、いつものように東の窓が開けられています。初めての朝、「東はどっち?」と聞かれ、「北向き観音がこっちを向いているから~、こっちが東よね」ということで、そう伝えると、「私たちは、毎朝コーンパウダーを撒いて東に向かって祈るのよ」と、タニーバさんは窓を開けて空気を入れていました。ナバホの人にとって「方角」は、現代でもとても大切な、日常に密接しているものなのですね。そして別所の街にすっかり慣れた3人のナバホウィーバーさん達は、温泉で朝湯を楽しんできたようです。地元の方が入る温泉は、旅行者も一回150円で入ることができます。初めて温泉を体験した日、髪の長いタニーバさんを見て、親切な地元の方が髪用のゴムを下さいました。そしてタニーバさん、次の日からはクルクルっと髪を巻いて、箸をかんざしのように刺し、温泉ヘアーを楽しんでいました。ナバホでは白い紐で、長い髪を縛っています。子供の頃から毎日結んでいるので、髪をまとめるのはとても上手です。箸ってとても素敵な髪留めになるんですね!そうそう、ナバホ織りには、それぞれの道具の歌(チャント)があるそうで、サラさんもタニーバさんもその歌を習っているそうです。いつか聴いてみたいな~♪ワークショップもプレゼンも無事終わり、金沢周りで京都奈良を巡るという3人と、上田駅でお別れし一大イベントは終了しました。ナバホとジャバホの、楽しいリユニオンとなりました。「ハッコーネ!」・・・・また会いましょうね~サラさん作ナバホ織りのペンダント 左は私が、右はゴリ先生がいただきました♪よかったら、クリックしてくださいね! ↓ ↓ Thanks!!