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カテゴリ:野良猫
生まれてきた子猫たち。みんなが同じ様に大きくなれるとは限らない。その中にはやはり弱い子もいるし、生まれたときの状況で親からすぐ離されてしまう場合もある。 そんなことがあったのはおかんの知り合いからの1本の電話でした。生まれて2、3日の目の開かない子猫たちを保護したというのだ。 事情を聞いてみると、ある人が彼女の所に親猫が遊びにいってるからその間に持ってきたから、連れて帰ってくれないかといったそうだ。彼女の所にも病気の猫もいるしそんな余裕はなく渋ると、じゃあ穴掘ってうめよう。というので仕方なく引き取ってきたそうだ。 親猫は遊びに行ってるわけじゃなく、出産のあと餌を探しに行った間の出来事だろう。可哀想に今頃さがしているだろうなあ・・・。 とはいうもののまったくもってどうしよう・・・。である。 あちこち知り合いを聞いたが、なにぶん子猫の多い季節でもあり、満杯状況である。 次の日には仕事もある。何もしてあげれなかった。いつもいく獣医さんや他何件か紹介した。 どうなったろうか・・・。気になってしてみたら1週間入院させてもらった話を聞いた。次に聞いたときは4匹のうち3匹は次々と虹の橋を渡ってしまったという。 1昨日残りの1匹どうなったかなあ。と気になり電話してみた。 なんとか元気です。幸い今の勤務先の人たちが猫好きな方が多く、勤務じゃない人が面倒みてくれたりと協力してもらっているみたい。サクラの先生もなにかあったらいつでも連れてきて。といってくださっているとか、しょちゅう行っているそうです。 ケージの中ではバナナを枕に、くまのぬいぐるみと格闘して寝ているらしく、嬉しそうに話してくれました。 少し猫らしくなってきたそうです。このまま元気で大きくなってね。ママを悲しませないでね。 しかしなんという人間の身勝手さか・・・。 保健所につれていく・・・。とかよく聞きますが、聞いた以上そのままにしておけなくて連れて帰ってきてしまう。そんな余裕なんかないのに、何考えてるんだか・・・。それでおかんの所も何匹つれてきたことやら・・・。そういう言い方ってズルイなあ。って思ってしまう。 何はともあれ1匹だけでも助かった命です。人に縁のあった子です。虹の橋を渡った兄弟の分まで、最後まで元気で猫生を全うして欲しいと願うばかりです。
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