夜明けのさぬきうどん　（「井筒」さん編）

2006年07月19日

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【前回の日記　あらすじ】
高松４：１０に到着し、心優しい送迎バスの運転手のおじさんに
「さぬきうどんレクチャー」してもらった　ままん夫婦♪
一発目に攻略すべく訪れた「井筒」さんの開店時間前！
湧き上がる食欲に引っ張られる形で　セルフ店「味床（あじしょう）」さんへ
飛び込んだ際のうどんレポート！

【今回の日記　あらすじ】
一発目に「味床」さんでうどんを一杯ぺろりとたいらげ、
次に訪れたのが
うどん巡り２軒目のセルフ店「井筒（いづつ）」さんを訪れたお話

【なんちゅう食欲や！】
ままん夫婦
旅行前から一発目に攻略する！

と予定していた「井筒」さん
開店時間１時間前だった

こともあり、前回の日記で紹介した「味床」さんで浮気

「味床」さんから「井筒」さんまでは　徒歩で５分ほどの距離！
ままん達が「井筒」さんでうどんを食べ始めたのは
なんと「味床」さんでうどん食べて１５分もたってませんでした！

我ながら

すんごい食欲

です！！

【開いてるん？】
開店１時間前の朝５時に上の写真のお店の前に来た時は
厨房でおじちゃん達が忙しそうにしてました。周辺には「カツオだし」のエエ香りが！

味床さんから戻ってきたのは開店１０分前！
つまり朝５：５０！
この時は天ぷらを揚げてるイイ香り♪

ままんはおもむろに　開店を待ちながら
自前のうどん巡り手帳に書き書き！
　　「ダシ：カツオだし＋α　　天ぷら：自前」

さぁ、お待ちかねの６時！
店内は暗いまま！入りかねてたままん達を尻目に
サラリーマン風の兄ちゃんがまるで身内のように店内へ！
ままん達「えっ？！もう店開いてるん？電気点いてへんで！！」

こりゃ、天下の一大事！
ままん達ものりこみました！

ままん達「すんませ～ん！もう開いてますぅ？」
店のおっちゃん「はい～！開いてますぅ！すぐに電気つけます」

なんとものどかですね♪
でも電気つけてくれても、どことなく暗めの店内。
雰囲気は大衆食堂っぽいところが　落ち着きました

勝手がわからんままん達
先に入店した

サラリーマン兄ちゃん

を凝視！
わからんときはコレに限ります

モタモタしてる間に　店内には地元の方が５人くらい入店！

ちなみに朝の６時頃ですよ！
大阪で朝の６時に店開いて　こんなにお客さん来るかしらん？？
香川のうどん文化の浸透ぶりを垣間見たような気がしました！

【井筒のかけうどん（小）＋ちくわの天ぷら】

これは　ぱぱんの食べた「かけうどん（小）＋ちくわの天ぷら」です！
確実に一軒目よりもコシがあるおうどんでした。
おダシはやはりカツオが入ってる感じで、
大阪人のままん達には懐かしいお味がしました！
ちくわ自体もしっかりした味で　美味かった！

ここは香川でも貴重になりつつある自分で麺を温めるタイプのセルフ店！
小・大・特大別に　下茹でしたうどんが丼に入って棚に並べられてます。

好きな分量のうどんが入った丼を勝手に取って、
温かいうどんが食べたけりゃ
左の写真のような「てぼ」と言われるに投入して
お湯

が沸いてるステンレスの長方形の釜で
揺するようにして　温めます。

「てぼ」を振って水切りしたら、
ダシの入ったタンクから蛇口をひねって

ダシを入れたり
好きな天ぷらをのっけたりして
店のおっちゃんにお代金

を払って
テーブルでうどんをすするのです！

【井筒のかけうどん（小）＋お揚げさん】

こちらは　ままんが食べた「かけうどん（小）＋お揚げさん」です！
なにせ　お揚げさんの太っ腹な大きさにびっくり！
大阪で食べるきつねうどんの倍の大きさ！
味付けも手作りと言った感じのお揚げさんでした！
甘すぎず、薄すぎず、ままん好みのお揚げさん

【グルメレポート風に撮影♪】

さすがに２軒目ともなると
「余裕のよっちゃん」になってきて、うどん写真も
グルメレポート風に箸でうどんを持ち上げ
うどんの断面を撮影！

本当はうどんの断面にフォーカスを持っていきたかったんだけどね

うどんの断面見てください！
四角の４辺が弧になってるのわかる？
こういうのを「角が立つ、エッジが立つ」って状態な訳です！
つまりグルテンの結合がうまいこといってて
コシがあるおうどんの簡単な目安とも言えますね♪

店名	井　筒
読み方	いづつ
住所	高松市西の丸町８－１　　地図
電話番号	０８７－８２１－７７７４
営業時間	６：００～１４：００頃（麺終了次第）
休業日	毎週日曜、祝日
その他	席数：６０席,　駐車場：なし, 　開業：明治３６年頃「玉売り」あり（あの幻の宇高連絡船のうどん屋にうどん玉を卸してたらしい）
定番メニュー	小（１玉）　　　　　　　１３０円大（２玉）　　　　　　　２１０円特大（３玉）　　　　　２８０円天ぷら各種　　　８０円
ままん家　星数	★×3.5
【ままん家の感想】さぬきうどん本場の香川でも少なくなった完全セルフのお店！それにＪＲ高松駅から徒歩５分ほどの立地条件で、こんなに朝早く開店してるのは県外からのうどん好きにはありがたい！その上、とっても歴史のあるお店です。店はおじいちゃんを筆頭に家族でやってます！って感じのアットホームさ。お店の人も素朴で人の良さが前面に出てる感じでした。店の照明は暗め。清掃はきっちり出来ていて、心地イイですよ♪ うどん自体も下茹でしたものを自分で温めるスタイルの為、下茹で直後に来店することをオススメします。つまり、開店直後に！うどん自体の香りも　コシも程よい程度で、どちらかと言えば柔らか目に近いけど、「さぬきうどんだね♪」ってのは実感していただけますよ。ダシは大阪人にはなじみのあるかつお風味♪ いりこ１００％のおダシではないと思います。大阪のダシより甘みが少ない気がしましたので、昆布ははいってないかな？？（ハズレだったら　ごめんなさい！あくまでもままんの推測ですから・・・）県外の方で　初めて香川にうどん巡礼に行く方、それでいてＪＲ・フェリーで早朝現地入りするのであれば是非行ってみて下さい。高松郊外にある度肝を抜くようなセルフ店に行く前にこちらでセルフ店の予行演習させてもらいましょう！お味は「よろしゅうございます」の域だと思います。但し、くどいですが　開店直後がオススメよん♪ うどん以外にも「そば」もうどんと同料金で戴けます。（ままんが訪問した時も、　そばを食しているおじちゃんもたくさんいました！）