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カテゴリ:疾病
最近のうつ病は変わってきているという。 私の周りでも職場以外は活動的で普通だが、職場では調子がよくないというケースをよく聞く。 仕事がうつの大きな原因となっており、働かされ過ぎた人にうつ病が発症する場合が多いよう感じる。 同じ長時間労働でも、興味を持って自分がある意味楽しんでやっている人はうつ病には罹らない。 興味のあることでも長時間それに縛られると大概嫌気がさすものである。 それがいやな仕事を長時間強いられるのは大変辛いことだろう。 その仕事のいやさの程度にもよるが、金のために本当にいやな仕事を長時間しなければならないのは悲劇である。 皆もっと好きな仕事をして、普通に暮らしていける世の中にならないものであろうか。 企業と契約し社員相談に当たる産業カウンセラー、高関薫さん(61)は「近年、うつ病と診断されて面談する社員の印象が変わってきた」と話す。 うつ病と言えば、周囲の状況に関係なく沈んだ気分が続き、何事にも意欲が出ないのが主な症状。患者は、きまじめで手抜きができず、すぐに自分を責める......。 ところが、高関さんがここ数年面接する人の多くは、「もっと私はできるのに」と周囲を責めたり、趣味など仕事以外では活動的になったりする。20歳代後半~40歳代前半が多い。 一昨年、うつ病と診断され、休職した30歳代のIT企業の男性社員もそんな人物だ。高関さんとの面談中、「職場がつらい。先週も何もやる気が起きなかった」と訴えつつも「来週は東南アジアに旅行に行く」と話した。 この男性は半年間病欠したが、今度は、その分忙しくなった同じ職場の同僚が相談に来た。疲れから、うつ病に陥る危険を感じたので休養を勧めたが、「今は休めない」と一段落するまで仕事を続けた。こちらの方が、うつ病に陥りがちな気質に見えた。 ここ半年、うつ病関係で面接した会社員30人のうち、きまじめな従来型は約10人。3分の2は、職場を離れると元気になるといったタイプで、「職場うつ」「未熟型」「逃避型」「現代型」などと呼ばれている。 産業医の経験が豊富な東大病院精神神経科の河村代志也さんは「最近増えた若い患者は、職場などの環境に順応できずに苦痛を感じる『適応障害』や自己愛的な性格が元になって、うつ病と診断されている場合が多い」とみる。 こうしたケースでは、一般的な治療である抗うつ薬が処方されても、効果は薄い。「本人と職場」の問題なら、職場を離れれば症状は消え、元気になる。単に長期間休養しても、同じ環境に戻れば再発しやすい。 考え方にバランスを欠いた面がある場合は、カウンセリングなどを用いた治療を行う方法もあるが、時間がかかる。ストレスの少ない職場に変わるなどの調整が現実的な対処法になる。 近年、最も普及した診断基準(表)では、9項目中五つを満たせば、うつ病の診断がつく。河村さんは「精神科受診への抵抗感が薄れ、うつ病と診断される人が増えている。その中には、様々な患者がいるので、治療も一律に、抗うつ薬と休養とは限らない」と話す。 うつ病の症状 以下の五つ以上が2週間以上存在(〈1〉か〈2〉、いずれかは必須) (米国精神医学会の診断基準DSM-4より) [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月14日 07時53分18秒
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