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カテゴリ:疾病
昔と違ってうつ病はごく身近の人の間でもよくある疾患となった。 社会が複雑になって患者が増えたのか、神経科や診断法が一般化したから顕在化しやすくなったのか、理由は分らないがとにかく患者数は激増しているようである。 「心の風邪」と言われるように誰でもなる可能性があり、治る疾患であると言われるが、私の周りで見ても、一度なると何度も再発するなどかなりひつこく患者を苦しめるようである。 一番の問題は、その発症が働き過ぎなど仕事のきつさが原因である場合が多いことである。 これは企業が無茶な仕事を強いているのが原因となっているのであり、無能な経営者がひどい企業体を作っている訳で、これはいわば人災である。 自分のやりたい仕事を楽しくマイペースで出来るのが普通の世の中になれば、うつ病は激減すると思う。 企業は利潤ばかりを考えるのではなく、従業員の人生の幸せをもっと考えた経営をやるべきだと思う。 診察で、じっくりと話を聞く竹内潤一さん。初診には1時間近くかける 「どうしました?」という医師に、「最近、気分が落ち込んで、何もやる気がおきません」と30歳代前半の会社員は答えた。 「食欲はどうですか」 「ありません」 「よく眠れていますか」 「いいえ」 「疲れてますか?」 「はい」 診察はこんな調子だったようで、わずか数分で終了。「うつ病ですね。休養が必要だと思います」と診断書が出たという。 「ほんとうは症状はありませんが、インターネットで見た通りにうつ病の症状を伝えたら、簡単に診断書が出ました。おかげでよく休めていますよ」 ある産業カウンセラーは、休職中の会社員との4回目の面談中、そう打ち明けられた。「今の仕事が向いていないので、嫌で休みたかったんです」という。いつも話題は職場への不満ばかりで、元気そうだ。処方された抗うつ薬は「飲んでいませんよ」と話す。 うつ病など精神疾患を理由に休職する人が増えていると言われる。例えば、人事院の2006年度の調査によると、国家公務員の場合、1か月以上の長期病休者6105人のうち、うつ病など「精神及び行動の障害」を理由にしたケースが、5年前の1・7倍に増え、63%を占めた。 ストレス社会に心を病む人が増えたこと自体に加え、精神科にかかることへの抵抗感が薄れたことも、患者の増加につながっていると言われる。病気を偽るというのは極端な例かもしれないが、うつ病という病名が一般的になったことで、「つらい気分=うつ病」と単純に理解されている面もあるという。 さきほどのカウンセラーは「問診で診断するわけですから、偽るつもりで話をされたら、見抜くのは難しいかもしれませんが、せめて、もう少し、じっくり診察する必要があるのではないか」と指摘する。 甲府市の心療内科たけうちクリニック院長、竹内潤一さんは、初診では必ず1時間近くかけるようにしている。症状だけではなく、仕事や生活全般について質問し、患者の人物をできるだけ理解するよう努める。 「症状はもちろん重要ですが、どんな要素が症状に関係しているか、つかむ必要があります。うつ病といっても、人によって薬も違いますから、安易な診断は不適切な治療につながりかねません」と警鐘を鳴らしている。 [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月20日 06時28分51秒
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