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カテゴリ:疾病
胃がんは過去長年にわたって、最も日本人に多いがんであり、現在そうは増えていないといっても、男女とも第2位である。 ちなみに第1位は男性は肺がん、女性は大腸がんである。 男性の肺がんの増加は、世界でも有数の高い喫煙率であることが関係しており、女性の大腸がんの増加は、西洋食に関係しているものと思われる。 胃がんは私の知り合いでも何人かいる。 幸い手術を施行してよくはなっているが、胃摘出後のダンピング症候群には悩まされたようである。 がんになってしまえば、専門病院の力に頼らざるをえないが、日頃の生活習慣でよい方向に持っていくことは可能である。 がん予防、がん治療およびがん再発予防には日頃の食事、運動、メンタルが深く影響する。 肉の多食を改め、免疫力を上げる野菜を中心とした食事週間をつけるべきである。
「胃を切除した後、数か月は本当につらかった。うつ病の一歩手前だったかもしれません」 埼玉県川口市の会社員黒沼博さん(61)は、そう振り返る。 2002年2月、胃がんが見つかり、翌3月に東京慈恵医大病院(東京都港区)で胃をすべて切除した。 手術後、同病院外科の中田浩二さん(現・慈恵医大青戸病院外科医長)から、次のような説明を受けた。 胃を切除すると、食べ物が胸につかえる、おなかが張る、下痢をする、めまいや動悸が起こる--などの症状が表れやすい。 これらを避けるには、〈1〉1回の食事量を少なくし、食べる回数を1日5、6回に増やす〈2〉よくかんで、ゆっくり食べる〈3〉何でも食べていいが、最初は硬い物や脂っこい物は避ける〈4〉筋肉が落ちると疲れやすくなるので、体を動かす--ことが大切だ。 黒沼さんはしばらく自宅で静養した後、5月の連休明け、職場に復帰した。 しかし、同僚と外食すると、最初は意識してゆっくり食べても、つい速くなり、苦しくなった。時には吐き、下痢も頻繁にした。そのうち食事がおっくうになり、食べる量も減った。疲れやすくなり、気力も出ない。やがて「いつか再発するかも」と気分まで落ち込み、眠れない夜が増えた。 中田さんによると、食事の失敗に懲りてしまい、極端に小食になって元気がなくなる人は少なくない。 「失敗しても、あきらめてはいけません。少しずつ、きちんと食べていけば、多くは3~6か月で慣れる。1年もたてば、手術前の7割程度は食べられるようになります」と中田さん。 黒沼さんは夏が終わるころ、「このままではまずい。頑張って食べよう」と気持ちを切り替えた。食欲がなくても、1日5食は頑張って食べた。のどにつかえないよう、ご飯には卵やとろろをかけた。補助食としてゼリー飲料もよく飲んだ。 徐々に元気を回復し、地元の少年野球チームの指導も再開。今では時間をかければ1人前の料理も食べられるし、たまにはお酒も楽しむ。体重は、手術前より10キロ軽い62キロで落ち着いた。身長は168センチだから、むしろ理想的な体形になった。 「食事の面倒を見てくれた妻のおかげ。これからも食べたい物は食べ、楽しく暮らしたい」と黒沼さんは話している。 胃を切除した人の患者会「アルファ・クラブ」((電)03・3569・9531)では、患者の後遺症の相談などに応じている。 [出典:読売新聞] お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月26日 07時42分59秒
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