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カテゴリ:疾病
ヘリコバクターは胃炎、胃がんの理由ともなっている。 私も明日、先日内視鏡検査を受けた近医に行き、ポリープの病理検査の結果を聞くと共に、ヘリコバクター検査と除菌処方をしてもらうことになっている。 年とともに胃粘膜が萎縮する萎縮性胃炎となる可能性があるが、萎縮性胃炎からがん化することが多い。 原因となるヘリコバクターを取り除き、胃がんの発症予防をしておいた方がよいと思う。 ピロリ菌を除く治療を受けた高木さん(右)。定期的に加藤さんの診察を受けている(北大病院で) 60歳以上の日本人のうち8割が、胃の粘膜に感染しているとされる細菌、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)。胃がんの原因は、このピロリ菌の仕業であることが、近年の研究でわかった。 「胃がんは予防できるがんです」。そう強調するのは、北海道大病院長(第三内科教授)の浅香正博さんだ。 浅香さんらは今年8月、世界的な医学雑誌「ランセット」に、ピロリ菌を治療でなくすと胃がんの発症を減らせる、との初の試験結果を発表した。 2000年1月に北大病院で早期胃がんを内視鏡治療した北海道留萌市の高木博さん(67)は、翌01年1月、この試験に参加し、ピロリ菌を除く治療を受けた。 治療は、2種類の抗生物質と胃酸の分泌を抑える薬を、朝晩2回、1週間服用する。試験には、全国51施設の患者505人を、高木さんのように治療するグループと、治療しないグループに分け、3年間、経過観察した。その結果、新たな胃がん(2次がん)の発生は、治療した方が、しない方の3分の1に抑えられた。 ピロリ菌感染者の約3%が7~8年のうちに胃がんを発症したのに対し、非感染者では発症はなかった、などの研究報告もある。 ピロリ菌の治療では、約半数の人に下痢などの副作用が起きるが、おおむね軽く、治療を終えれば治まる。治療が成功する確率は約8割で、消えなかった人は繰り返し行うこともある。 試験に参加した高木さんは、軽い胸焼けと下痢があった以外に重い副作用はなく、ピロリ菌も消滅。8年近く経過した今も、がんは発症していない。 同大病院光学医療診療部長の加藤元嗣さんは「ピロリ菌の感染がわかった人は、内視鏡検査を受けた方がいい。『萎縮性胃炎』があると診断された人は、胃がんになりやすいので、ピロリ菌治療を受けることをお勧めします」と話す。 胃潰瘍か十二指腸潰瘍があれば保険がきくが、潰瘍がなくて胃がん予防を目的に受ける場合には、保険がきかず検査や治療に約2万円かかる。 [出典:読売新聞]お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年12月26日 07時56分38秒
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