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カテゴリ:プリムラ
そろそろ,プリムラ・ジュリアンの花期が終わりのようです.
早期から開花していた黄花の株はスッカリ花がなくなり,開花が遅かったピンク花の株も花数がグッと減ってしまいました. 手前:ハツユキカズラ 奥:シロタエギク 中央:プリムラ・ジュリアンのピンク花 左右:プリムラ・ジュリアンの黄花 手前に配しているハツユキカズラから新芽が多数出てている事もあり,花がなくなった黄花の株は正面からでは完全に見えなくなっています. 株元から出た新芽(ハツユキカズラ) 枝先からの新芽(ハツユキカズラ) 今後プリムラは夏越しのために日陰管理が必要ですし,逆にハツユキカズラはシッカリ日を当てないと白く発色した葉がでてくれません. そこでハツユキカズラは切り戻しと鉢上げを同時に行い,プリムラは花芽を全て切除する事にしました. 先ずはハツユキカズラをザックリとカット! そして根をザクザク切断しながら掘り出しました. 昨秋に寄せ植えを作成して以降,ハツユキカズラの根は凄い勢いでプランター内部に伸びちゃったみたいでしたからねぇ~. ハツユキカズラの根を傷めない様に掘り起こそうとすると,逆にプリムラの根が傷んでしまうのは火を見るより明らか. ハツユキカズラは簡単に挿し芽で発根する強健種ですが,プリムラは根を傷めるとあっという間に葉が萎れてしまいます. 従ってどちらの根を大切にすべきかは自ずと決まってきますよね. それにハツユキカズラの根を全部掘り出したら,とても小さなポリポットに入りきらなくなります. また秋になったら同じ場所へ植えつけ直しますから,あまり大きなポットサイズにしてしまう訳にはいかないのです. そんな訳で,掘り出したハツユキカズラは更に根を切り詰めた後で3号鉢に押し込もうと………って,入らないし.w 仕方なく4号ポリポットに入れる事にしたのですが,それでも根鉢が大きすぎて↓の状態まで根を毟っちゃいました. ここまで根を痛めつけると,流石に残した葉が多すぎます. そこで容赦なく更に茎をカッ~ト! そんな訳で最終的にかなり惨めな状態になってしまいました. こんなことなら今回カットした茎で挿し芽を実施し,その挿し芽で更新した株を来秋植えつけた方が賢かったかもしれません. とりあえずこのハツユキカズラは一週間 半日陰で管理し,その後日向で育てたいと思います. 固形の化成肥料による施肥は一ヵ月後から開始かなぁ~. 一方プランターに残ったプリムラですが,僅かに残った花芽を全て切除した状態が↓(ピンク花株). ついでに枯れた葉も全て取り除き,ハツユキカズラを取り除いた跡に鉢底石を詰めました. 土ではなく鉢底石を入れたのは,その部分にプリムラの根が伸びて欲しくなかったからです. もし根がその場所へ伸びちゃったら,来秋ハツユキカズラを植えつける際にプリムラの根を傷つける事になっちゃいますからねぇ~. 秋になってから少しでも早くプリムラが成長を開始し,その結果少しでも早く開花してくれるよう,秋にプリムラの根を傷める事だけは避けたいと考えているのです. しかしこのままではあまりにかっこ悪いので,マルチング(バークチップ(SSサイズ))を行って夏越し準備完了~. そのきやまるちんぐ(バークチップタイプ)SSサイズ50リットル 夏越し準備完了が終わった鉢はそのまま日陰へ直行! 彼岸花が咲く頃まではこのまま放置予定です. 尚,シロタエギクには可愛そうですが,プリムラと共に日陰で我慢してもらうつもりです.w さて,もう1株あったプリムラ・ジュリアンの黄花株ですが,3月上旬に調子が悪くなって以降,結局1度もディスプレイすることはありませんでした. だってこんな状態ですので…. 素焼き鉢に植え替えたり,株の一部を大きくカットしたりしましたが,残念ながら復活までは至らなかったようです. でも葉は萎れる事は無くなったので,来シーズンに期待が持てます. こちらも日陰管理に移行しましたので,今後調子が悪くなる事はないでしょう. 今後,来月イッパイは隔週で薄めの液体肥料(ハイポネックス原液の2000倍希釈液)による施肥を行いたいと思います. ハイポネックス原液 ------ プリムラ・ジュリアンのその後の様子はこちら ハツユキカズラのその後の様子はこちら お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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