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2003年05月15日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
まぁ、ネットに7年くらいいるといろいろな出来事もあるし、あっしみたいなヒドイボンヤリでもわかってくるものがある。新聞やらナニやらでケータイの出会いサイトで援交が流行ってるとか言っても、それって今どきの女子中高生の1%にも満たないごく少数の人がやってることを「誰もが」と言うように感じさせているだけなんですよね。ああいう記事って「こういうこともある」と言うことを取り上げているんだけど、読むほうは「取り上げられるからみんなそうなんだ」って思い込んだりするんですよね。そのせいでいろいろ間違った情報に踊らされたりもするんですよね(T_T)

タイトルのネット恋愛だって同じなんですよね。最初はパソコン通信(って知らない人も多いだろうなぁ)で知り合ったカップルが結婚したのが物珍しくて話題になってその気になって実際にそうなったケースもあるでしょう。パソコン通信からネットに換わっても事情はほとんど変わっていません。むしろパソコン通信の時代よりも匿名性が強くなったからネット恋愛と言うのは成立しにくくなってきているはずなんですが、いまだに信じられているものがあります。それは、

実生活で恋人が出来ない私でもネットでなら恋人が出来るに違いない

ってもの。まぁ、実生活に比べればいろんな人と知り合いになるチャンスは格段に増えるけど、ネット恋愛でもネット内で完結するわけじゃないんで、単に知り合う機会がなくて恋人がいなかっただけの人なら別ですけど、実生活で人間的な魅力がないせいで恋人ができなかった人はネットを通しても恋愛など出来ないんですよね。そのあたりはネット恋愛の段階を見ればわかると思うのでみてみましょう。

1.ホムペなどを通じて相手の存在を知り、自分の存在をアピールする…知り合う
2.掲示板などを通じて意見の交換をする…オープンなやり取り
3.メールなどを通じて意見の交換をする…クローズなやり取り
4.オフミなどで実際に会う
5.実名などの個人情報の交換
6.オフミ以外で個人的にあう
7.恋愛関係になる
8.結婚する

おおよそ以上の8段階を経てネット恋愛が進行するんですが、4で実際に会ってからは関係はネットから徐々に乖離していきます。「ユー・ガッタ・メール」みたいにメールのやり取りだけで恋愛感情に発展することはほとんどありません。もし、恋愛感情を抱くようになったとしてもそれはある意味思い込みに過ぎません。だってメールとかカキコで伝わるものは文字の表面に出てるものだけであって、生身の感情とかは伝わることはありません。そもそもどこの誰だか解らない相手に本心を打ち明けたりしますか?少なくとも5の個人情報の交換を経て、ネット上の上っ面な関係から進んで生身の人間としての付き合いが始まるまではあらゆる関係が「見せ掛け」に過ぎないとも言えるでしょう。ネット上での人間関係って「自分とその他大勢」のように勘違いしやすくて、自分もその他大勢の一人であることを失念してしまうんですよね。相手は常に自分だけを見てるのだと思い、自分が好ましく思えば相手も自分のことを好ましく思わないわけがない、と思い込むことだって十分ありえるんです。

このあたりはテレビの画面の向こう側にいるアイドルが「自分だけに微笑んでくれた」と思い込むのと似てるのですが、テレビのアイドルと違うところはネット上で言葉のやり取りが出来るってことでその細い線で繋がっているだけのことを自分とのホットラインか何かと勘違いしちゃうんですよね。これはディスプレイの向こう側にもこちら側と同じように実生活と言う広大な世界が広がっていることをディスプレイが感じさせないことに原因もあるんですが、なかなかそこいら辺のことをきちんと認識できない人もいるんですよね。

あっしの知っている範囲内でも何組かネットで知り合って結婚まで行った人たちがいますが、そういう人たちを見ていると、ネットで実生活と同じくらい濃密なコミュニケーションを経て、それから初めて恋愛に進んだりしているわけで、援交目的の出会い系サイトでない限り、恋人を求めてネットに来てもすぐに恋人が出来るなんてことはありえないのが解ります。上記の8段階のいずれの段階でもお互いに相手のことをイエスノーで振り分けていて、余程ヒドイ人でない限りは4のオフミ辺りまでは到達できるんですが、ネット上の虚像から生身の存在に変わる5の段階から先に進めることってのはかなりの信頼関係をもってないと出来ないですよね。これは男女の恋愛に限らず、友情とかのレベルでも同じです。

一応ネットと実生活を分けて書いてきたけど、ネットも実生活の一部であるから、厳密には切り離せないものであって、ネットだから上手く行くなんてことは絶対にないんですよね。モチロンネットと言うのは車の運転と同じように実生活とは違う人格が出てくることがあって、引っ込み思案だった人が積極的になって実生活では得られなかった知り合いを得ることもあります。逆に普段はいい人なのにネットでは変になっちゃう人だっています。ネットで八分になった人とオフミで会ってみたら性格の好い人だったりすることもありました。だから、ネットでどんな感情を持ったにしろ、実生活での関係を経なければその人に対する結論なんか出せませんよ。そういった意味で、ネット恋愛と言うのは幻想であってネットで知り合ったと言うだけの普通の恋愛しかありえないんですよね。

考えても見てください。ネット上で自分のすべてをあからさまにする義務なんてないでしょ?あっしだってあっしと言う人間を解ってもらう上で必要と思われることはオープンにしてるけど、それ以外のプライバシーに関ることは一切書かないし、聞かれたとしても応えない(多分)ですよ。時にはあっしと言う虚像のために嘘の記述もするでしょう。それはネット上での「NOB」と言うペルソナを維持するために必要なことで、モチロンそのことで他人に迷惑を掛けたりしないよう気も配ってもいます。これは実生活でも同じことですよね?腹の中では気に食わない奴でも上司なら愛想良くしなきゃいけないように、ネットでも角を立てないように振舞うのがエチケットじゃないですか。生まれてから死ぬまでウソをつかない人なんていないように、ネットでも人を傷つけないようにウソをつかなきゃいけないことだっていくらでもある。

ちと話がずれたけど、ネットでは常に「ネットも実生活の一部分なんだ」ってことを忘れないようにしないとマズイですよね。「ネットだからできることなんてない」ってのを忘れて、ネットを自分とその他大勢のコミュニケーションだと思い込むと、そこにはネットでの村八分しか残っていないんですよね。自分に都合の好いようには解釈しない、常に謙虚に受け止める、むしろ自分に悪く解釈するくらいで丁度良いんだって思えれば、おのずとネットでも実生活と同じように振舞うのが一番好いことに気付くでしょう。自分は他人から見ればその他大勢の一人に過ぎないことを肝に銘じて、ネットライフを楽しもうと思います(^_^)v





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最終更新日  2003年05月15日 13時43分58秒
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