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2007年01月23日
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~~~こんぶ編~~~

今から思い返せば、
こんぶは自閉症児に多い特徴的行動を示していたのですが、
私たち親は無知ゆえに、2歳半までそのことに全く気付いていませんでした。

言葉が遅かったり、
おむつがとれなかったり(自分でおむつを履き替えたりしてました)、
指で『2歳』ができなかったり、
模倣が全くダメだったりしましたが、
ボタン付きの前開きパジャマでも最後まで一人で着替えができるなど、
長男次男の幼い頃に比べれば、ずいぶん身辺自立が早いなぁ~と感心こそすれ、
特に気がかりな事はありませんでした。

何より、兄たちを育てた経験と反省から、
私たち親は褒め育てに徹し、
たっぷりの愛情を注いでいる自信がありましたので、
全く不安要素は感じていませんでした。

自閉症児に多い
『一列に玩具を並べる』行動も、
『車を裏返して、タイヤを回して遊ぶ』様子も、
天才児はやはりちがう!と、少々まとはずれに喜んでいたものです雫

何かしらの不安が芽生え始めたのは、時折あげる奇声でした。

今ならパニックとわかるのですが、当時は全く知る由も無く、
家庭で、保育園で、場所を選ばず大声でわめき散らす
「キイィーーーッ!!の金切り声に、
答えの無い疑問を持つようになりました。

その頃、ちょうど次男こんにゃくの担任の先生に愛情不足を責められた直後でもあり、
保育園でこんぶのそうした姿に出くわした時には、
先生方の暗に責められているような視線と、
我が子の混乱をなだめる事すらできない自分に無力感を覚え、
ますます母親としての自信を失っていきました。

このままではいつ、発作的に自殺をしてしまうかわからない。

そう自己判断できるうちに、
だいこん母は勇気を奮い起こして、
その時のこんぶの担任の先生に相談に行きました。

今の家庭の現状のこと(母親の悩みに対し、父親は無関心なこと)。

次男は診断名はおりていないが、ADHDが疑わしいこと。

次男の養育に関し、長年、継母の愛情不足を疑われ続けて、努力が報われないことに絶望していること。

この上、こんぶまでも愛情不足を疑われるようなことがあれば、
死んでもいいと思うまでに追い詰められた気持ちでいること。


先生には、災難でしかなかったでしょう。
1時間もかけて、ただの愚痴相手にされただけだったのですから。

でも、その時、先生は一緒に泣きながら、こう言ってくださいました。


「ずいぶん気苦労してきたんやねぇ…。そんなに苦労せんでも良かろうに…」


それだけで、胸のつかえがすーっと下りた気がしました。

実家の親からでさえ、一度も聞く事は無かった優しい言葉でした。


「心配せんでもいいよ。誰が疑おうと、私だけは信じとるから。
 こんぶくんの気がかり晴らすために必要なら、私が証言するから」


先生はその後も、あるサイトで見つけて印刷して持参したADHDチェックシートへの記載を快く引き受けてくださり、
保健センター職員の方の調査訪問にも対応してくださいました。

保健センターからの紹介で、臨床心理士の先生にもお会いしました。

ところが、この先生にまたしても聞きなれた言葉を聴かされてしまいました。

「遊んでいるこんぶくんの様子をみたところ、お母さんと目が合うし、喋るし、
 よく笑うし、特に問題があるようには見えませんが?
 複雑なご家庭のようですし、ご心配ならもっと、
 お母さんが愛情をかけてあげられては如何ですか?」

もう、何度も何度も、行くところ行くところで聞かされた言葉です。
でも。
たった一人。
信じてくださっている先生のおかげで、自暴自棄にならずに済みました。


しばらくして、県の自閉症・発達しょうがい支援センターのサイトを見つけました。
これ以上相談して、また傷つくのは嫌でしたが、
信頼してくださった先生の日々の負担を軽くしたい一心で、電話をかけました。

センターに出向いて複数の発達検査及び二度の医師の診断。
この時の担当医がたまたま次男の診察に携わってくださった医師でしたので、
児童相談所へも通知が行き、次男のデータも精査しなおしていただける事になりました。

そして。
次男 6月にADHD(自閉傾向あり)と診断確定。
三男 9月に自閉症(おそらく高機能タイプ)と診断確定。


不安を覚え始めてから、
次男 3年半
三男 一年半
が経過していました…。


診断名をいただいて、何が変わったかといえば、
『母親の気持ちの安定』でしょう。
こんにゃくとこんぶへの対応方法は日々工夫の連続ですが、
工夫の一端なりを学校や保育園にもお知らせして、ご協力をいただいてます。
家庭と学校及び保育園が連携しての指導で、
我が家の子どもたちはこの半年、すごい勢いで社会性を伸ばしています。

多くの方々にご協力をいただいて、本当にありがたいことです。

特にI先生。
あらためてお礼に伺っても、
「私はな~んにもしとらんわ~」
と、何でもないことのように笑ってくださる先生のおかげで、
今のおでん家はあります。

本当に。
ありがとうございました。












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最終更新日  2007年01月23日 15時04分45秒
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