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テーマ:男の子3兄弟の子育て(997)
カテゴリ:母として 継母として
イジメ問題が報道されるたびに、被害者の子どもたちの痛み、苦しみはさることながら、
双方の親の気持ちを考えてしまいます。 イジメの被害者の親は、我が子の傷の深さを想い、また我が子の喪われたいのちを想い、 どれほど悲しい、苦しい、またやるせない思いをしているだろう…。 イジメの加害者の親は、我が子がしでかした事の大きさに、今までの子育てがすべて間違っていたのか、と重苦しい自責の念に捕われて、苦しんでいるのではないだろうか…。 イジメを受ける側、する側の間には、当たり前のようですが、大きな認識の違いがあります。 だけど、イジメを受ける側、する側の子どもたちの悲しい行為・行動は、 まったく同じ「自己否定感情」を発端にもたらされるのではないか、と思うのです。 精神科医 明橋 大二先生の著作の中に、こういう文章があります。 「イジメを繰り返したり、悪質な場合。 こういう場合は、大抵いじめている本人も、どこか別のところで逆に被害にあっています」 上記の文章についての詳細は、先日、明橋先生の講演会に行かれた沢村 光さんのブログ上で、 詳しく、分かりやすく書かれています。 イジメ被害者・加害者の心理状態が読みやすく書かれていますので、 ぜひ、一度、お読みになってください。 ↓↓↓沢村 光さんのブログ↓↓↓ 発達障害じゃなくても自己評価が低い子供たちが増えてきてる? 子育てハッピーアドバイス著者■明橋大二先生の講演メモ1 イジメと自己評価の低い子供 ずっと以前、皇太子さまが朗読されて有名になった、 ドロシー・ロー・ノルトさん作『子は親の鏡』という詩をご存知の方も多いと思います。 大切な大切な我が子を、イジメを受けない・しない子どもに育てるためには、 やはりこの詩にあるように、子育ての原点に帰ってみる必要があるような気がします。 けなされて育つと、子どもは、人をけなすようになる とげとげした家庭で育つと、子どもは、乱暴になる 「かわいそうな子だ」と言って育てると、子どもは、みじめな気持ちになる 子どもを馬鹿にすると、引っ込み思案な子になる 親が他人を羨んでばかりいると、子どもは人を羨むようになる 叱りつけてばかりいると、子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう 励ましてあげれば、子どもは自信を持つようになる 広い心で接すれば、キレる子どもにはならない 誉めてあげれば、子どもは、明るい子に育つ 愛してあげれば、子どもは、人を愛することを学ぶ 認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる 見つめてあげれば、子どもは、頑張り屋になる 分かち合うことを教えれば、子どもは、思いやりを学ぶ 親が正直であれば、子どもは、正直であることの大切さを知る 子どもに公平であれば、子どもは、正義感のある子に育つ やさしく、思いやりをもって育てれば、子どもは、やさしい子に育つ 守ってあげれば、子どもは、強い子に育つ 和気あいあいとした家庭で育てば、子どもは、この世の中はいいところだと思えるようになる そしてその後に出版された「いちばん大切なこと」にあるように、 『とびきりすてきな自分になろうね』 という肯定的なメッセージを、 私たち親は惜しまずに発し続けなければならないと思うのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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