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テーマ:男の子3兄弟の子育て(997)
カテゴリ:母として 継母として
今日、だいこん母の職場の目と鼻の先で、火事がありました。
消防車の激しいサイレンの音に外を見て、ビックリ! 住宅密集地での民家の火事でした。 割れた窓から炎が見えてから、約10分。 想像を超える速さで屋根が焼け落ちていきました…。 あまりに酷い有様に、涙が出そうになりました。 ついさっきまで、何事もなく平和だった風景が、ほんのわずかな時間で悲惨な状況になる…。 ……ショックでした。 幸い、怪我をされた方はいらっしゃらないようでしたが、 その民家にお住まいの方や、周辺住民の方々の心労を思うと、言葉もありません…。 心から、お見舞い申し上げます…。 あっけなく燃え落ちてしまう木造住宅を見ていて、 もしも、こんな時、子供たちだけで留守番していたら…? などと、我が家の状況を重ねて考えていました。 おそらく恐怖に身体がすくんで、身動きが出来なくなる子どもたち…。 親が在宅のときはいいのですが、 共働きでいる以上、子どもたちだけで留守番をすることは必ずあります。 改めて火事の恐ろしさを感じ、 『もしもの場合』に、せめていのちは落とさないでいてくれるように、 各自が最大限に努力すべきことについて、 今夜は子どもたちと『もしもの場合』に備える話をしました。 長男には、親がいないときにはリーダーであること。 外への逃げ道を見つけて、弟たちを誘導して逃げること。 外へ脱出したら大声で助けを呼ぶ、またはご近所へ行き、助けを呼ぶこと。 二男には、親がいないときには、兄の言いつけを守ること。 兄を手伝って、弟を誘導して脱出し、弟の面倒を見ること。 兄にならって、大声で助けを呼ぶこと。 三男には、兄たちの言いつけをよく守り、動き回らないこと。 以上について、子どもたちに理解を求めました。 パニックが心配な三男でしたが、 「知っとるよ。保育園で火事の時は、大きい人(三男言葉;大人の意)についていくんだよ」 と保育園での避難訓練の様子を教えてくれ、 『危険』の認識はできているようで、私たち親は安心しました。 今は出入り口(脱出口)が多い居間で過ごすことが多い子どもたちです。 『もしもの場合』の避難経路、脱出口の確認もしました。 火事を出さないように心がけるのは親の役目です。 いのちを守る術を教えるのは、親の務めです。 話しただけで100パーセント、いのちが守れるわけではありませんが、 子どもたちに危機意識を持ってもらい、 各々の役割を考えてもらういいきっかけになりました。 この機会を今後に生かして、これからは遊びの中に、 家庭での避難訓練を取り入れたいと思っています。 家事のとき。 地震のとき。 熊が来たとき。 怖い人が来たとき。 いじめや嫌がらせに苦しくなり、『死』を選びたくなったとき。 いろいろなバリエーションが考えられます。 その時々に、最良の行動をとり、自分のいのちを守れるように。 せめてその知恵だけは、 しっかりと子どもたちに伝えていきたいと思っています…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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