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カテゴリ:母として 継母として
地元テレビ局の特集で、県内の軽度発達しょうがい支援の概要について放送されました。
軽度発達しょうがいは、親の育て方や、しつけでなるものではないこと。 軽度発達しょうがいは、先天的な脳の機能のしょうがいであること。 軽度発達しょうがいは、全児童の6.3パーセントに該当すると思われること(文部科学省資料より) 軽度発達しょうがいは、周囲の理解とサポートがあれば、立派に社会的貢献ができること。 など、押さえてほしいポイントは正しく放送されてました。 できれば、見てくださった子育て世代の方がたくさんいらっしゃるといいなぁ~。。。 心ある方で、もしかしたら、 サポートしてあげたいけれど、どうサポートしてよいのかがわからない。 という方もおられるのではないでしょうか。 ホントはそのへんもチョロっとでいいから、伝えてほしかったかも…。 ひとりひとり、苦手とすることは違っても、 定型発達の子も、非定型発達の子も全く同じ、 間違いや失敗したときには、 ・感情的に怒鳴らない。 ・間違いを穏やかに指摘し、正しい方法に導く、または正しい方法を教える。 という行動を心がけていただくだけで、立派なサポートだと思います。 それと、本人がパニックを起こしたり、泣き叫んでいるときには、 かつてご自分のお子さまが赤ちゃんだった頃を思い出していただいて、 ・何が原因で泣いているのか。 ・どういう経過で泣いているのか。 を、まずその子の行動をよくよく観察して推測してみる、 という基本的な部分を押さえておいて頂けると、親としては大変ありがたく思います。 映像の中に、 先生 「座りましょう」 子ども 「イヤだ!」 先生 「どうすればいいか、わかってるね?」 子ども 「わかったよ!死ねばいいんだろ!死ねば!!」 という場面がありました。 その子の今まで生きてきた辛い環境を思い、涙があふれました。 子どもに「死ねばいいんだろ!」などという言葉を言わせてはならないと思います。 それがたとえ大人への脅し言葉であっても。 子どもたちの愛らしい口から出る言葉は、 「死」などという禍々しいものではなく、 「生きる」ということを言祝ぐ言葉がふさわしいと思います。 多少、乱暴な言葉使いには目をつぶっても、「生」を楽しむ言葉を聞かせてほしい。 定型発達の子を持つ親も、非定型発達の子を持つ親も、 等しく同じことを願っているのではないでしょうか…。 その実現のために、軽度発達しょうがいの子どもには、 『特別支援教育』が実施されることになりました。 『特別』とは名がつくけれど、子どもの成長に応じた教育を視点にすれば、 決して『特別』なことではないのです。 できないこと、苦手なことをお互いに助け合う。 そうしたことが負担なくできる社会の実現が、 子どもたちを追い詰めない最良の策ではないか、と思うのです…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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