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カテゴリ:母として 継母として
明日、わが県では県議会議員選挙があります。
いつもは主体性の全くない投票ですが、今回のおでん家は違います!! しっかり主体性を持って、 意気揚揚と、 ある候補者の当選を願いつつ、 清き一票を投じます!!(笑) 今を遡ること数週間前、おでん家にある地元候補者後援会ちらしが届きました。 いつもなら即ゴミ箱行きなのですが、 この時はちらし上のある言葉に引き付けられ、この候補者に興味が湧きました。 障害者の働く場を作る~障害者支援~ この候補者は、提言の中に、上記の言葉を打ち出していました。 この障害者の中に、発達しょうがいも入れてるんかなぁ~…と疑問に思った私たちは、 この候補者の話を聞く機会を探していたところ、 偶然にもたまご父の友人を介して、 この候補者とわずかな時間でしたが、直接話をさせてもらいました。 身体・知的障害者ばかりが障害者福祉ではないこと、 真の意味で障害者が働ける場や環境作りのためには、 まず社会的認知及び理解が必要なこと。 なかでも、浸透率が低い発達しょうがいに関しては、 環境と教育次第で有望になりうる人材を埋もれさせている社会現状であること。 障害者福祉を謳うのであれば、 この発達しょうがい者への支援も含めたうえでご一考していただきたいこと。 時間がないので、かなりはしょっての説明になりましたが、 アスペルガーに関する小冊子をお渡しし、 主に上記の4つの事柄について、お話させていただきました。 貴重な二票がかかっているからか(笑)、 もちろんのこと、その候補者は真剣に聞いてくれました。 それこそ、たった二票にしかならないのに、 今まで知らなかったことだからこそ、 もっと教えていただきたいとまで言っていただきました。 後日、その候補者の街頭演説に伺った際、候補者の奥さまとお話しする機会がありました。 「先日お渡しした小冊子、読んでいただけましたでしょうか? お忙しい最中で、とてもそんな時間はないだろうなとは思うのですが…」 と奥さまに伺うと、 「主人はどうかわからないですけれど、私は読みました。 正直言って、今まで知らなかったんですけど、他人事ではないんですよ~。 うちも子どもの不登校で悩みましたから…」 というお返事をいただきました。 「本当に周囲のご理解がいただければ、健やかに育って、 立派に社会的貢献ができる子どもたちなんです。 できれば、もしお近くにこういう子どもさんをお持ちで、 悩んでいらっしゃる親御さんがいらっしゃったら、 ぜひご理解いただいて、少なくとも親を責めることだけはしないでいただきたいんです。 さらに大きいこと言いますけど、そういう一人ひとりに対してのお願いを、 社会全体に広めていけたら、と願っているんです」 「それはもちろん、お手伝いさせていただきます! 詳しいことはこれからの勉強になりますけど、ぜひまたお話を聞かせてくださいね。 主人にも、いただいた本は必ず読ませますから!」 と、心強い応援メッセージをいただきました。 この候補者ご夫妻は、少なくとも一般人の『痛み』を知る方々でした。 長い間、市政に携わり、それなりの実績も積んでいらっしゃいます。 この選挙戦では、ある政党からの嫌がらせがあり、 演説会会場にも事欠く苦しい戦いをしておられますが、 数多い街頭演説をこなし、 たったひとりの通行人にもわざわざ車を降りて挨拶し、 できることをコツコツと、地道に積み重ねておられます。 県政に携わる方を選ぶなら、 ぜひこういう『人の痛みを知る熱意ある方』にやっていただきたい。 心から、願っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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