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テーマ:男の子3兄弟の子育て(997)
カテゴリ:母として 継母として
今から2年ほど前、
がんもが白血球数の異常増加と、虫垂炎の疑いで入院した時のことです。 いつもお世話になっている病院が満床のため、 他市の総合病院を紹介され、入院直前の診察を受けました。 すでに40度近い発熱が続いて3日目(土日を挟んでいた)でしたので、 がんもも気力体力ともに限界で、車いすをお借りしなければならない状態でした。 白血球数については、入院しての治療を行うことは確定していましたが、 盲腸の疑いについては、レントゲンからは明らかな兆候が掴めないという事で、 外科の先生に診ていただくことになりました。 老齢の先生に診察を受け、 「手術で切ったら切ったですが、 とくに腫れている兆候もないし、このままでも大丈夫だと思いますよ」 と、診断されました。 母は「どうせ入院するなら切っちゃえば?」などど簡単に言っておりましたが、 がんもは「怖いからイヤだぁ~!(>_<)」と断固拒否。 それでも、おなかが痛いと言って、診察台の上で呻いていました。 その時、その先生が、 「それじゃ、おなかに手を当てようか」 と、がんものおなかに手を置き、しばらくして、 「痛いのが少なくなってきたでしょ?」 「うん。ホントだ!」 と、がんもの嬉しそうな返事が返ってきました。 だいこん母はすぐに「レイキだ!!」と嬉しくなりましたが、 まさか直球で尋ねる訳にも行かず、 「あの、先生。それは、そうしてやれば痛みがなくなるものなのですか?」 などと、遠まわし(のつもり)に尋ねました。 「なくなるというより…軽くなることがあるんだよ。 あなたも子どもの頃、お母さんに痛いところを撫でてもらって、 不思議と痛みが薄れていった経験があるでしょ? 『手当て』って言葉は、ここから来ているんだ。 病気を治す原点は、『手当て』なんだよ」 おかげさまで我が家の子どもたち、特に三男こんぶは、 今でも、ここが痛い、あそこが痛いと、母の手を求め寄って来てくれます。 今日も、夜ごはんを食べすぎたのか、便秘気味なのか、 寝る直前に「おなかが痛い」と言い始めました。 「それじゃあ、お母さんがおなかに手を当ててあげるよ。 一緒にお布団に入って寝よう?」 と言うと、 「うん!(^O^)」 嬉しそうに布団にもぐりこみました。 ただおなかの上に手を置いているだけです。 でも、置いている手から、こんぶへの愛情が溢れてきて、こんぶも 「お母さんのこと、だぁ~い好き♪」 と言ってくれ、私自身も癒されました。 そして、素早い入眠…(笑) 何の変哲もない『手当て』だけど、 愛情も深まり、母子双方がともに癒されます。 治そう、痛みを取ろう、と躍起になるのではなく、 この子が大好き、という気持ちで手を当てると、 不思議と子どもたちから、 「もう、治った」 という嬉しい言葉がもらえます。 どなたにも試していただけますよ(^^) 一家に一人、『手当て』療法、いかがでしょうか?(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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