亡食の時代
産経新聞の亡食の時代という本を読みました。ちょっと信じがたい内容だったんですが、例えば下のようなお話が載っています。朝ごはんがガム、チーズとバターの区別がつかないサプリをとっているので野菜は要らないと思っている包丁では指は切れない、米や野菜を洗剤で洗うピーラーを下から上に使う。こんな子供がいるそうです。また、大学生バイトさきでお皿が割れるのを人生で初目撃したなんて信じがたいお話も。平成17年の総務省家計調査の世帯あたり支出(1ヶ月)を見ると、米が2,163円に対し、菓子類が3,958円だったそうです。なぜそんなにお菓子が食べられるのかがおいらには不思議です。バナナなら分かるけど。バナナはお菓子に入りますか?滋賀県豊郷町教育委員会の調査では、朝食抜きの児童が16.5%にのぼったそうです。町立小学校で毎朝果物やビスケットタイプの栄養食品、野菜ジュースを希望する児童に毎朝無料配布する試みをしたところ、2ヵ月後の再調査では朝食抜き児童が3%まで激減したそうです。コンビニではなぜ廃棄弁当が大量に出るのか?本部からフランチャイズへそういう指示が出てるそうですが特殊な会計方法についてお話します。一般企業の場合、売上総利益とは「売り上げ-売上原価」です。この計算をAとします。しかしコンビニでは「売り上げ-(売上原価-廃棄ロスや棚卸しロスの原価)」となります。この計算をBとします。廃棄ロスは売れ残り、棚卸しロスは万引きなどで減った商品のことです。原価70円のおにぎりを10個仕入れ、100円で7個売れた廃棄は3個で、ロイヤリティー率は50%として計算します。売上高は 100円x7個=700円売上原価は 70円x10個=700円廃棄ロス原価は 70円x3個=210円となりますがAに当てはめて計算すると売上総利益は 700円-700円=0円ロイヤリティーは 0円x50%=0円 となります。しかし、コンビニのBの計算で行うと売上総利益 700円-(700円-210円)=210円ロイヤリティーは 210円x50%=105円本部に105円のロイヤリティーを払ってお店にも105円の利益ですが、廃棄した商品の原価210円も負担しないといけないので105円-105円-105円=-105円つまりお店にとって105円の損となります。弁当がたくさん売れれば本部が儲かり売れ残ればお店が損するという仕組み。コンビニから出る年間の生ごみの量は1店舗平均でセブンイレブンは5.3トン、ファミリーマートで4.4トンだそうです。赤身の肉を霜降りに変える技術に「インジェクション」というのがあります。食品メーカーの協和食品によると主に使用されるのは豪州産のカウミート(搾乳後の牛の肉)で100本を越える注射器を差し込み牛脂を注入することで見た目霜降り牛が出来ます。市場は拡大し続け、年間6,000トンになり、ステーキ用のほかインジェクションカルビという焼肉用のものも新登場。ハラミや脂身をつなぎ合わせてステーキのように見せる成型肉というのも30年以上前からあります。かまぼこに使われる添加物に「クチナシ色素」があるが食品工場で使われている元々の着色製剤には「クチナシ色素75%、プロピレングリコール15%L-アスコビン酸5%、…」と5種類のものが記載されている。食品衛生法では、かまぼこに効果を与えるのはクチナシ色素だけなので、他はキャリーオーバーで表示しなくてよいという事になる。ちなみにL-アスコルビン酸は酸化防止剤です。女として何かを成し遂げるのはこれから!どうか皆さんは賢く食べるものを選択し豊かな食文化を次世代に残していってください。それでは皆さん今日も美人でお過ごしください。人気ブログランキングに登録してみました。よろしければ1日1クリック下さい。 人気ブログランキングに投票する低温圧搾法、無精製、無添加、GMO-FREE(非遺伝子組み換え)、NZ産有機JAS認定のアマニ油(オー...価格:1,680円(税込、送料別)有機玄米と米糀だけで作った滋養豊かなオーガニック玄米あまざけ【有機JAS認証】オーガニック玄...価格:5,040円(税込、送料別)有機JASオーガニック認定!ヴィタヴェルデ(Vita Verde) キャロット【02P04feb11】オーガニック...価格:788円(税込、送料別)