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2007.09.07
テーマ：■ムービー所感■(484)
カテゴリ：映画
  本国ドイツで大ヒットを飛ばした、ハイテンションなラブ・ストーリー。SOSの電話を受けた主人公・ローラが家を飛び出すオープニングから、思いもよらない結末まで、三つのエンディングを用意してスピーディにひた走る。 アニメーション、写真、画面分割、早送り、コマ落とし等、あらゆる手段を駆使した映像が見どころ。 ベルリン、夏。ローラ（フランカ・ポテンテ）の家に恋人マニ（モーリッツ・ブライブトロイ）から突然電話が掛かる。ボスの10万マルクを無くし、12時までに金を作らないと殺されると懇願するマニ。彼の悲痛な叫びを聞いたローラは、金を工面するため家を飛び出すのだった！ ローラが家を出た時のほんの些細な出来事が、結果を大きく変えていく、ひとつ違えば、みんな違ってしまう、不確かな未来展開が楽しい。 髪は真っ赤だけど普通の女の子ローラ。彼女が、冒頭から走りまくる姿をみてるだけでかなり爽快。難しいことは抜きにして、行き当たりばったり、愛する彼のために無茶するローラの単純明快さがいい。 困った自分を助けてくれる人は？大金を貸してくれる人は？？答えは銀行頭取のパパ！パパの元へひた走ったローラを、しかし待ち受けるのは・・・なんともショッキングな愛のない仕打ち。人間、知りたくないことを知ってしまう時も、知らずにいられる時も、わずかな差しかないのかもしれない。 三度のエンディングで、ちょっとずつ幸せに近づいてく出来すぎた物語も、ポップで短尺で疾走するように観れてしまえば快作。こちらも死ぬまでに観たい映画1001本に選ばれています。 （監督・脚本・音楽 トム・ティクヴァ ／81分）  お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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見たい、見るべき、と思いながら、
この映画まだ見ていなにのですが、 ある時点で元に戻って別の展開になり、 っていうのを繰り返すんですよね？。 これって形はちょっとお違いますが キェシロフスキの『偶然』に似ていますね。 それもあって『ヘヴン』の監督に抜てきされたのでしょうかね。 http://plaza.rakuten.co.jp/KarolKarol/diary/200612150000/ (2007.09.07 21:00:52)
公開当時に観ました。疾走感がいいですね。
『ヘヴン』と同じ監督さんだと知って驚きです。 私、『ヘヴン』は大好きな映画なんですよ。 全然イメージが違うわ～。 (2007.09.07 22:20:37)
この映画おもしろかったです！
こっちまですごくハラハラしましたよね！ ダメ男なんかやめちゃえ～とも思いましたが彼憎めないしｗ モーリッツくんなかなか気に入ってる俳優です♪ 私が今日観た『パフューム』も同じ監督さんでした。 『ヘヴン』はまだ観てないので楽しみです！ (2007.09.08 01:57:10)
＞ある時点で元に戻って別の展開になり、
っていうのを繰り返すんですよね？ そうです。 ごくごく冒頭からのやり直しなので、飽きないには3度が限界といった感じでした。 楽しめましたよ。 ＞キェシロフスキの『偶然』 オンラインに予約中ですがまだ下のほうで・・・ けれどきっと観たい映画です。 (2007.09.08 20:44:46)
＞疾走感がいいですね
はい！ 気持ちいいですね～ 「ヘヴン」は評判良いです。 （私の周りで＾＾） すごく良かったですね～ 私も最近気づいたんです、この映画がティクヴァ監督だったこと。 (2007.09.08 20:47:18)
ハラハラしましたね。
＞モーリッツくんなかなか気に入ってる俳優です♪ 「es」の表紙がすごいインパクトですよね。 ＞私が今日観た『パフューム』も同じ監督さんでした。 ＞『ヘヴン』はまだ観てないので楽しみです！ ----- 『パフューム』もティクヴァ監督だったのですね～ 「ヘヴン」皆さんお好きなようです。 評判もいいので是非♪ (2007.09.08 20:51:29)
なつかしいです。
バッドエンデイングで「こんなのイヤー！」と叫んでまた冒頭に戻り、少しづつ物事が好転していって「そんなに都合よくすすむかい」とつっこむ反面、「イヤー！」と叫んで 幸せな方向へと道をかえてしまおうとするバイタリテイーが少しうらやましかった気がしたのを思い出しました。 (2007.09.22 22:22:42)
とことん やってくれちゃって
かえって気持ちのいい映画でしたね♪ ご都合主義も、幸福に向かうローラには 手放しで拍手をあげたくなるような（笑） すごいバイタリティでした! (2007.09.22 23:21:47) |
