テーマ:映画館で観た映画(8350)
カテゴリ:映画
アニエス・ヴェルダ、81歳 まだ旅の途中・・・。 今年、81歳になった彼女が、世界中のドキュメンタリー映画賞を独占した「落穂拾い」(’00)に続いて、再びカメラを携えて旅に出ました。 それは、彼女自身の豊かな人生をたどるめくるめく旅・・・。 彼女の人生には、いつも浜辺がありました。 子供時代を過ごしたベルギーの浜辺に始まり、戦火を逃れて疎開した南フランスの港町セート、夫・ジャック・ドゥミと渡ったアメリカ・西海岸・・・。 自身、家族、友人、そして夫について思いを馳せながら続ける旅は、アニエスの個人史であるとともに、第二次世界大戦、戦後、ヌーヴェル・ヴァーグ、フラワーチルドレン、ウーマン・リヴ・・・、 さながら現代史、そしてフランスの芸術史でもあります。 フランスを旅しながら物を拾う人々を描いたドキュメンタリー■「落穂拾い」■を見たのは、もう随分前。 今回、アニエス・ヴェルダのエッセイのような映画、「アニエスの浜辺」を見た。 彼女の夫、ジャック・ドゥミ監督は銀幕の詩人と讃えられる。 代表作には、■「シェルブールの雨傘」や■「ロッシュフォールの恋人たち」■がある。 そんな夫のことも描いていた。 画面に登場する人々は、映画監督だけでなく写真家、音楽家、演劇人などなど・・・。 20世紀を代表する人々だ。 散りばめられた宝物。 それはアニエスの歓び、悲しみ、出会い、別れ。 家族への愛、映画への愛。 ◎◎◎◎◎◎ 12月19日、PCがやっと復活。 約1ヵ月間、パソコンのない生活だった。 ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★11月19日*「オリヲン座からの招待状」に見る昭和* ・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.12.22 22:28:43
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