おしゃれ手紙

■2011年9月14日（水）■
この日、私は、日本に帰る、パリ最後の朝。
最後にバタバタしたので記録しておく。
★来ないタクシー。
帰りは、乗り合いタクシーを頼んでいた。
ホテルを発つ時間もフロントに言っていたので、早めにロビーで待っていた。
しかし、タクシーが来ない。
「タクシーはまだですか？」とフロンドの人に聞くも、来ますよ的な答え。
待っても来ないので、電話してと言うと、やる気のない様子で電話をしていた。
やっと来たので乗ったが、なんていいかげんなのと腹がたつ。

前日にも、娘のレイのために、もう一晩、部屋をとれませんかと聞いたら、
「ノー！」と予定表も見ないで言う。

今考えると私がフロントにチップを渡さなかったからかも。

チップに慣れていない私は、どんな時に渡していいのか分からない。
だからフロントにチップを渡すなんて、したことがないわ、私。
今度から、頼む時は、チップを渡そう。
★間違って持ち去り事件。
やっとのことで乗り合いタクシーに乗り、ほっとしている時に、ケイタイが鳴った。
レイが、
「お母さん、私のウィーン行きのチケット、持って行ってない？
いや、持って行ったと思うわ、見て！」
慌てて、バッグを見るもない。
トランクはタクシーの後ろに乗せていて見ることが出来ない。

「飛行場まで電車で来て、待ってるから」と私。
ホテルはパリ北駅の近くにあって飛行場に行く電車があるのだ。
電話を切ると、再び電話。
「どっちの飛行場？第一？第二？」
私もその時は知らなかったのだけれど、パリのシャルル・ドゴール空港は第一と第二がある。
運転手に
「ルフトハンザは、どっちの空港ですか？」とたずねると、第二だと言う。
そのことをレイに伝えて電話を切った。

私が着いて、トランクを調べると、あった！！
間もなく、レイがパーマ気の残る長い髪を振り乱して駆けつけた。
ああ、よかった。
お互いに時間がないので、喜ぶヒマもなく別れた。
★航空券の自動販売機
日本を出る時、
「帰りの飛行機のチケットはこれです」と渡されたものは、1枚の紙、Eチケットだった。
もちろん、飛行機の便などが書いてあるので、これをカウンターに渡せばいいのだと思っていた。

「はい！」とばかり見せると、
「そこで券に代えて」と指さすのは、航空券の自動販売機！！
大阪の地下鉄のチケットは自動販売機で買ったことはあるが、航空券なんか買ったことがないぞ。
(ノД`)
仕方なく機会を見ると
*何語を使いますか？と自販機に書いてある。
日本語はないので、仕方なく英語を選択すると
*あなたの名前は？
など聞いて来る。
途中で、分からないところが出てきたので、近くにいたスタッフに
「ヘルプ」と言うと、やってくれた。

タクシーやらレイのチケットやらで遅くなっていたで大慌てで飛行機に飛び乗った。

まあ、こういうことも経験と思うことにしよう。

アデュー　パリ！！


■欧州2011■

■9月7日（水）朝9：50関空発・ルフトハンザ
　　　　　　　　13：00フランクフルト着

■9月8日（木）ライン川と川のほとりの町なみ。
ランチ、ワインの試飲。
*ライン川*

■9月9日（金）ハイデルベルクの古城とフランクフルトの市内観光。
　洗濯とネットカフェ、観光バスも。
*ネッカー川*

■9月10日（土）フランクフルト市内観光
　旧市庁舎前広場、ゲーテハウス、りんご酒電車、マイン川遊覧船など。
*マイン川*

■9月11日（日）移動日
　フランクフルト中央駅からパリ東駅。
　ファサード、2階建て観光バス。

■9月12日（月）パリ観光
　サン・マルタン運河を散歩、廃線を歩く、ポンヌフ、シテ島・・・セーヌを歩く。
　デジタルカメラを買う。
*サンマルタン運河*

■9月13日（火）パリ観光
　白鳥の小道、ビルアケム橋、エッフェル塔でディナー、セーヌ川クルーズ

■9月14日（水）
パリ発・帰国の飛行機

■9月15日（木）
関空着

*セーヌ川*

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◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。
★2012年4月11日*里山の歌：朧月夜（おぼろづきよ）/四月一日さん *
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