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2015.02.17
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カテゴリ:読書
■アラビカ種コーヒー:静かな古株■
コーヒーの木がある。
すでに二年半は育てているから、比喩としても植物的にも古株である。
コーヒー (略)それはともかく、俺はコーヒーが好きになり、うまそうなコーヒー屋があるとつい入ってしまうまでになった。
そして、ついに自分で育ててやろうと思いたったのである。
ところが、コーヒーの木はいつまでたってもうんともすんともいわない。
しきりに艶のある緑の葉を茂らせ、繁らせたまま伸びるのである。
花もつけなきゃ、当然実もならない。
(略)俺は収穫がしたいのである。
たとえどれほど少ない実りであれ、おれはコーヒーの実を摘んでみたいし、そいつを乾かしたり挽いたりしてみたいのだ。

  うちには、アボカドの木がある。
アボカドを食べて、水に漬けておいたら、ある時、パカリと割れて、そこから芽が出、根が出た。
はじめは、生命の誕生に立ち会えたという喜びから育て、木の形がいいと世話をし始めた。
もう、5年以上たつのに、まったく実のならないアボカド。
アボカドの木だけでも絵になるし、なにより、固い種から根が出たり、目が出たりするのが、嬉しくて、今、3本のアボカドの木がある。
アボカドの木 もう、実らないものと諦めているが、いつか実をつけろ、アボガドの木。
如雨露■ボタニカル・ライフ■
庭のない都会暮らしを選び、ベランダで花を育てる「ベランダー」。
そのとりあえずの掟は…隣のベランダに土を掃き出すなかれ、隙間家具より隙間鉢、水さえやっときゃなんとかなる、狭さは知恵の泉なり…。
ある日ふと植物の暮らしにハマッた著者の、いい加減なような熱心なような、「ガーデナー」とはひと味違う、愛と屈折に満ちた「植物生活」の全記録。
第15回講談社エッセイ賞。

ボタニカル・ライフ:胡蝶蘭:第二の人生
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Last updated  2015.02.17 21:23:00
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七詩@ Re:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 定子の母は漢詩の名手で伊周も学才に優れ…
maki5417@ Re:「光る君へ」定子&清少納言「香炉峰の雪」(04/22) 香炉峰の雪 雪のいと高う降りたるを、例…
天地 はるな@ Re[1]:大河ドラマ「光る君へ」と百人一首(03/04) maki5417さんへ 「源氏物語の女君」私も…

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