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カテゴリ:映画
地球しかない!! 氷河融解、超巨大嵐、豪雨、洪水、大気汚染など、地球温暖化の影響により様々な異常気象が次々に発生。 そんな現状に警鐘を鳴らし続け2007年にノーベル平和賞を受賞した元アメリカ副大統領アル・ゴアの闘いや、地球温暖化対策の国際的枠組みであるパリ協定の実現に向け奔走した人々の情熱などに迫る。 地球温暖化問題について強く訴える元アメリカ副大統領アル・ゴアの姿を映し、第79回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー映画賞と歌曲賞の2冠に輝いたドキュメンタリーの続編。 前作以降の地球を取り巻く環境、地球温暖化対策の国際的な枠組みであるパリ協定からの離脱を決めたトランプ大統領の施策などについて言及する。 『不都合な真実』の影響によって、地球は美しく生まれ変わっているはずだった。 しかしあれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕している。 世界的エコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間に果たして何が起こったのか。 そして前作では見られなかった、必死の形相で、声を荒げ、祈るように使命を全うしようとするアル・ゴア元・米副大統領は私たちに何を託すのか。 ★日本の不都合な真実! 日本は逆行している!! パリ協定ので、「温暖化防止」の立場をとった日本。 首相も映画には、安倍首相の姿もうつった。 しかし、 日本は途上国の石炭火力発電所建設を支援している!! 日本が国内だけでなく、インドネシアなど途上国で石炭火力建設を支援していることについて、 ゴア氏は「日本国民の税金を汚い石炭に投入するのはやめるべきだ」と批判。 ★★環境問題は使命だ! 元副大統領のゴア氏に対して 「政治に戻らないのか?」という質問が飛ぶ。 するとゴア氏は答える。 「政治は面白い。 けれども、環境問題は、私の使命だ!」 ★★★環境問題を憂いていた私には、「これで地球は救われる」と思ったことが2度ある。 一度は1992年、リオデジャネイロで行われた、 「地球サミット」。 「地球サミット」は、地球を救う最後のチャンスとまでいわれた。 この時、環境問題の市民団体で活動していた私たちは、地元でも地球サミットに 連帯したアクションを起こそうと活動した。 そのような団体が日本中に多くあったことも、救われたと思った。 しかし、その後、多くの人の関心事には至らなかった。 二度目は2007年■不都合な真実■が上映された時。 アカデミー賞を受賞したせいもあって、マスコミで大きく取り上げられ、日本でも大ヒットした。 500円で見られる日、「エコサンデー」というキャンペインもあった。 私は2時前に行ったのに、次の回も、その次の回も、またその次の回も満員。 やっと、夜の9時の回で見ることが出来た。 それに比べると、今回の盛り上がりは、今イチだ。 みんな、温暖化のことは忘れているのだろうか・・・。 「死んだ川にどうやってサケを呼びもどすのか、あなたは知らないでしょう。 絶滅した動物をどうやって生きかえらせるのか、あなたは知らないでしょう。 そして、今や砂漠となってしまった場所にどうやって森をよみがえらせるのか、あなたは知らないでしょう。 こんな大変なことが、ものすごいいきおいで起こっているのに、 私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。」 これは、■地球サミットでの伝説のスピーチと言われる■セヴァン・スズキの言葉。 「(地球がこんなになっているのに)なぜ、黙っている! いつか天才が現れて、どうにかしてくれると思っているのか?!」 と声を荒げるゴア氏。 私たちが住めるところは、地球しかないのに・・・。 あまりにも無責任な政治家と一般に人たちに私も怒りを感じる。 地球しかないのにあまりにもその地球を痛めつけている・・・。 地球の現実を見つめなければいけない! ~ほの昏(ぐら)き ひと塊の惑星に 縋(すが)りてねむる虫なるわれら~ 島田 修二 ■映画「不都合な真実2」と元米副大統領 アル・ゴアの告発 ■ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.11.28 16:37:22
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