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私訳・源氏物語

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September 28, 2010
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カテゴリ:クラシック音楽

モーツアルトはサービス精神旺盛で、お喋り好きの商人のようだ。
聞いていると疲れる。

バッハは使いまわしの名人。
恨み事や愚痴もたくさん言ったのだろうな。

ショパンは優雅なロマンチスト。
感傷過多で、ちょっと鼻につくけど。

ヘンデルは上品な紳士で、ハイドンは武骨な老人かな。

ヴィヴァルディは元気で陽気な青年。
そんな感じがする。

しかし今ではもう、バッハも息苦しくて聞かなくなった。
日本での有名どころの音楽も、最近は聞く気がしない。
いい曲は多いのだけれど。

佐藤豊彦の奏でるリュートを聴いていると、彼の持つ音一つひとつの色彩と
その音と音をつなぐ「間」が、音楽という細胞をどれほど満たしているか、しみじみ感じる。

特に音と音の間にあって、音のないわずかな時間。

そこにこそ音楽の味があるのではないかとさえ思う。

文章も同じだ。

言葉や表現のきらめきや色合いはもちろん大事だが、
「行間」から立ち上る品格、ユーモアや優しさ、力強さ。
それこそが筆力ではなかろうか。






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最終更新日  March 6, 2017 10:10:38 PM
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