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カテゴリ:夢放浪
ガソリンが高くなってきました。
ご存知の様に新興国の需要が発端ではあるのですが、それで儲けたあぶく銭が先物買いに投資。 石油バブルの様相を示しています。 石油で儲けた金を石油に投資するのですから、これはもうマネーゲームの世界です。 ほんの一握りの人達、大金持ちの欲望から世界は振り回されているのです。 需要と供給から考えられる実需価格も高騰はしているものの、1バーレル当たり120ドル見当だそうです。 しかし、この値上がりで需要が停滞、バブルが弾ける可能性も言われ始めました。 アメリカの大統領はガソリン高騰を受けて、トウモロコシのバイオ燃料化を提唱しました。 この短絡な提唱のお蔭で、石油で浮いたお金の行方は食料に向ったのです。 元々先物市場に登場していたトウモロコシと小麦は直ぐにその洗礼を受け高騰。 あおりを受けた米まで食料安保から輸出禁止する国が出て来ました。 元々、食料を投機の対象にする事は避けねばなりません。 特に主食とされる農作物については。 最貧国の並んだアフリカ諸国で暴動が起きるも当り前の事。 今回のサミットではその規制のルール作りが急務のはずでしたが、首脳達の頭は何処に付いているのか。 投げキッスをしている場合ではありゃせんぞ。 バイオ燃料の原料として使われるトウモロコシは実は燃料変換の効率良くありません。 雑草として自生しているイネ科の植物にはバイオ燃料の元となるセルロースをたっぷり含んだ種類があります。 肥料なしで強靭,見直すべき時が来ているのに何をしているのでしょうか。 そもそもバイオ燃料といってもブラジルの様にアルコールだけで走る車を作るなら別ですが、三分の一も配合すればエンジンが壊れる様な車しかない現実社会ではその恩恵は微々たるものでしかありません。 やはり家庭のコンセントで充電出来る電気自動車が普及されるのを待つしかないのかも。 「i」という三菱の軽四があります。 写真では素晴しいデザインですが、現物はちょっとランク落ちのあの車です。 電気自動車として数年後に発売が決まったそうです。 価格は実質三〇〇万円前後らしい。 待ち遠しいですね。 買えませんが。 軽四は燃費が良い様に宣伝されていますが,決して良くはありません。 京都市内を普通に走ってリッター十一キロが良い所。 ターボ車なら七キロから八キロと言った所。 それでも良いのは小型車と比べて圧倒的に税金が安い事。 なぜ燃費が悪いのかと言うと、ボディーの重さ、風当たり面積の大きさに対して適切なエンジンの大きさではないからです。 一般に同じボディーならエンジンの大きい方が燃費がよろしい。 カタログとは逆です。 カタログにのせる数値をはじき出すのは,運転するのが燃費の数値上げのプロだからです。 素人の我々はスムースに走らせる為にエンジンを吹き上げます。 小さいエンジンだと勢いアクセルを踏み込んでしまうから燃費が落ちてしまうのです。 ですから、そのプロの様に加速時のアクセルをソフトにソフトにを心掛ければ,カタログに近づく事でしょう。 カタログと実勢との違いは、メーカーに寄っても違います。 あまりカタログを信用なさらない事。 そして、違っていれば文句を言う事。 何世代か後の車に反映されるはず。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年07月15日 14時33分17秒
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