カテゴリ:英語で読書
先日ご紹介した「Frog and Toad」と同じくArnold Lobelさんの作品です。
こちらもほんとうに心を揺さぶられる名作です。 船旅に出たお父さんとお母さんは、嵐にあって帰って来ませんでした。 一人ぼっちになった小さな子象は、おじさん象と暮らし始めます。 おじさん象は泣く子象のために、庭に咲いている花たちに紹介したり、歌を作ったり、おもしろい格好をして笑わせたり、やっと子象に笑顔が戻ってきました。 そんなある日、二人に一通の電報が届くのです。 子供のための本ですから、短くて簡潔で、そしてリズミカルな文章。 二人の生活がほのぼのと伝わってきます。 そしてあまり触れられないのにもかかわらず、おじさん象の気持ちが痛いほど伝わってきて、胸が痛みました。 Uncle Elephant kissed me good night and closed the door. この最後の一文を、何度も読み返しました。 挿絵は抑えた地味な色調で、それがかえって読み手のイメージをかきたててくれます。 子供向けのものは明るくカラフルなものが多い日本とは、正反対ですね。 私はだんぜん、地味な絵のほうが好きよ。 【8月末まで★レビューを書いて送料100円♪】幼少の頃に戻れるストーリー。Uncle Elephant【P】(Arnold Lobel/アーノルド・ローベル)【知育・多読・英語教材にピッタリ♪】【洋書絵本 英語の絵本】【5000円以上で送料無料!!】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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