イラク、アフガン問題は、イランに委ねるべし
一時、激しい戦闘が行われていたイラクで、サドル師の戦闘停止呼びかけにより、マフディ軍がバスラから撤退、政府側もマフディ軍の掃討作戦を終了させると言っていて、1000人を超えるイラク人が犠牲となった混乱状態から、ようやく沈静化に向かっているそうです(こちらを参照)。マフディ軍は武装解除には応じないと言っているので、本格的な平和にはまだほど遠いですが、注目したいのは、隣国イランが停戦合意の仲介をした、ということです。日本で、どうやら私と同じように、イラク、アフガニスタン問題の解決のために、米国は手を引き、イランに任せるべきだ、ということを岡本行夫さん(元外務官僚)という人も言っているようで、私一人が言っている突飛な意見ではないようですが、日本は、イランに対して、核開発の問題で欧米と対立するよりも、イラク、アフガニスタン情勢を修復させ、世界の信頼を得るべきだ、と、主張するべきだと思います(3月3日の日記にも書きました)。今回の停戦は、イランが大きな役目を果たすことができる、ということを示しているのです。米国がイラクの石油権益独占を諦め、米軍を退却させて、イランに治安維持を委ねれば、混乱も解決できるように思います。イラクだけでなく、アフガニスタンも、NATO軍が撤退し、イランが関与すれば、混乱状態を脱出できると思います。問題は、欧米が激しくイランと対立していることですが、イランも日本も核燃料の自製化を目指してウラン濃縮技術の開発を進めている点では、同じ立場と言えます。また、イランは、日本の原油輸入の第3位相手国です。欧米が直接イランと交渉するのは難しくても、日本がイランを説得することはできます。それとともに、欧米優位で世界の潮流が決まってしまう、ということに対して、アジアや中東の発言力を強める上でも、日本は対米追随を脱却し、インド洋上給油活動を直ちに停止し、軸足をアジアの方に移すべきです。イランでは、横浜国大生の解放の動きもあるそうです(こちらを参照)。イラン政府と麻薬密輸組織との合意が成立したとされていますが、米国がイラン攻撃する可能性が減ったことが大きいように私は感じます。----------------理工系受験生向け大学入試問題研究サイトはこちら大学入試問題検討ブログはこちら上記の2ブログは、高校生の皆さんはNTTdocomoの携帯ではアクセスできないそうです。携帯でアクセスする場合は他社のものに買い換えるか、できれば、パソコンで閲覧してください。上記2ブログが、悪質ないじめにつながる俗悪サイトかどうか、ご興味のある方も、ぜひご参照頂くようにお願い申し上げます。日本の将来を考えてまじめなサイトを運営されている皆さままじめなサイトを排斥しようとする「フィルタリング・ソフト」という名の有害ソフト撲滅運動に、ぜひとも、ご支援、ご協力をお願い致します。----------------応援、激励、賛同のコメントはこちらへお願いします。