カテゴリ:グルメ
梅雨だというのに、こちら関西ではほとんど雨が降らない。おまけに気温はどんどん上がって、夜も蒸し暑くて眠れない。こう暑くては体もだるくなる。
という訳で、僕のブログでもお世話になってる、まつもとちあきさんのお店「あらかし」にお邪魔し、「夏バテ、飛んでけー!」の料理でエネルギーを補給することに。 「あらかし」は、大阪市内の阿波座というところにある。僕の会社から、タクシーならワン・メーターくらい。徒歩でも20分くらいなので、気候のいい季節なら、健康のためにも歩いていく(少しくらい汗をかいてから行った方が、ビールも旨いし…)。 「あらかし」の自慢はメニューの多彩さ。そしてウリは、自然素材を使った創作メニュー。創作メニューと言っても、いまはやりの若い子向きの店がよく出す、見かけだけおしゃれで、中味が伴っていない料理ではない。ボリュームがあって、美味しくて、栄養も十分考えられていてという、ほんま嬉しい一品ばかり。 和・洋・中なんでもこいというメニューなんだけれど、料理担当のちあきさんのご主人、愛称(?)「チーフ」が、もともとフレンチ出身の方だけに、火を通した料理はどれを食べても、味付けにふくらみや奥行きが感じられる。ソースも絶妙の味わいだ。 自然素材の中でも、自慢は「豆腐」や「そば」などを使ったさまざまなメニュー。なかでも黒豆、枝豆、おぼろの3種の豆腐が楽しめる「豆腐三昧」(写真左上)は大好きで、いつも必ず頼む。2種の風味のタレ(ミソ&醤油)が添えられているが、僕は、「あらかし」名物のモンゴル岩塩をちょこっとつけて、豆腐そのものの味を楽しむのが一番好き! ほかにも、ダチョウや鹿など変わったお肉を使った、他の店では食べられないようなメニューもいろいろ。その日の仕入れでメニューも変わり、毎日、大きな黒板いっぱいに書き出されるので、お店に行ってからあれこれ相談して、選ぶのも楽しい。 この日は友人と2人で、生ビールで乾杯した後、上記の「豆腐三昧」に始まって、お造りの盛り合わせ(剣イカとマグロ3種)=写真右上、自家製コロッケ、ブリのカマ焼き、マテ貝のトマトソテー(これが涙が出るくらい美味い!=写真左中=2,3個食べた後、撮ったのでちょっと減ってます。すみません!)、ダチョウの塩焼き3種盛り(モモ、砂ずり、しんぞう)、野沢菜とジャコの和風パスタ(写真右下)と食べ尽くした。 この日食べた中ではとくに、「ダチョウの塩焼き」(写真左下=「チーフ」のブログから写真を拝借しました!感謝!!)からが目からウロコの味だった。ダチョウは以前、別のお店で一度食べたことがあるが、こんなに歯ごたえがあって、かめばかむほど旨い肉だったとは思わなかった(これ絶対おすすめ!)。 チーフからはこの日、「マグロの頭が入ったから…」と珍しいマグロのアゴ肉焼き(脂がノッてて旨い!)までサービスして頂いて、もうお腹一杯、幸せな一杯な気分。 もちろん、美味しいお酒も、ほどほどに(!)頂く。「あらかし」は日本酒や焼酎の品揃えが豊富なので嬉しい。とくに、チーフが日本酒に詳しいもんだから、次々と全国から変わった銘柄を仕入れていてくれる(いつも、ちょこっと試飲までさせてくれて、ほんとに感謝、感謝!)。 この日、僕は高知の「吟の夢」(写真右下)、連れは三重の「滝じまん」という銘柄を。僕は日本酒の後は、控えめに(?)焼酎を1杯だけ。連れの同僚は、日本酒で貫いておりました。 皆さんも大阪にお越しの折は、ぜひ一度「あらかし」へどうぞ。なお、阿波座という、大阪市内のやや辺鄙(失礼!)な場所にあるにもかかわらず、曜日によっては、キャパの広い「あらかし」内も大変な込みようになる。せっかく行って、満員だったでは悲しいので、事前に電話することをおすすめする。 【おまかせキッチン「あらかし」】大阪市西区西本町3-1-43 西本町ソーラービルB1F 電話06-6538-5039 地下鉄・阿波座駅から徒歩数分。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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