テーマ:本当にうまい焼酎は(44)
カテゴリ:酒
ウイスキー(モルト&ブレンディド)やカクテル、スピリッツの話題が多い僕の日記だけれど、最近焼酎を飲んでないわけではない。和風のものを食べるときは、7:3の割で、焼酎が多い(残りの3割はビールと日本酒)。
ひと月に飲む新しい銘柄の焼酎は4、5種類はあるだろうが、いい気分で飲んで食べていて、店を出てから、「あー、写真撮るのを忘れたー!」なんてことが多くて、恥ずかしい限り。 そんななかでも、印象に残った美味しい焼酎は、できるだけカメラにおさめ、記録している。ボトルの写真を見たら、その日の情景や店のこと、一緒に飲んでた相手の表情までもがよみがえる。 この数ヶ月の間に飲んだ焼酎のなかから、とくに印象に残ったのをいくつか紹介するが、もう一度飲みたいなぁとインターネットで調べても、ほとんどの銘柄は品切れ状態。改めて、「僕はとても旨い、人気の焼酎を飲ませてもらったんだなぁ」と思う。 「村主(すぐり)」(写真左上)。長崎・壱岐生まれの麦焼酎。長期貯蔵の古酒を使い、昔ながらの木桶甑での蒸米、かめ壺仕込みへのこだわりがセールス・ポイントという。白麹と黒麹をブレンドしたせいか、優しい味わいのなかにも芯の強さを感じる。ネットで販売している店でみると、一升瓶で2500円ほどのお値段なのだが、残念ながら品切れ中。 「狩生(かりう)」(写真右上)。同じ麦でもこちらは、大分県。それも「オーガニック麦」の使用をアピールしている。オーガニックだから味わいがどうだとは、うまく表現できないが、香りが高く、コクがある印象。30度と若干高めなので、確かに、ボディはしっかりしている。 「長雲・一番橋」(写真左中)。これは黒糖焼酎。当然(?)奄美生まれの美酒なんだけれど、名前の由来は創業の地のそばにあった橋とか。創業者の思いがこもったお味は、芳しい香りと芳醇な味わいで、黒糖らしい特徴がよく出ている銘柄と思う。 「水車館」(写真右下)。芋もちゃんと飲んでますということで、こちらも忘れずにご紹介。鹿児島の名水「大重谷原水」を仕込み水にして、あの「魔王」を生み出した名杜氏の方がつくったというから、味わいは推して知るべし。華やかな香りと、やわらかい味わい。う~ん、さすがという感じ。 最後に嬉しいニュースを一つ。以前に、麦焼酎「兼八」(写真左下の左側)が大好きだという話を昨年3月16日の日記で触れた。そして「兼八」を手に入れるのにいつも一苦労するということも書いた。 そんな「兼八」が、先日東京出張した折、たまたま立ち寄った八重洲・地下街の酒屋さんで見つけた。720ml瓶で、お値段はちょっと高め(4500円)だったが、「(阪神間じゃ)売ってないんだから、仕方ないかぁ…」と思い切って買った。 この話を「兼八」を置いている大阪のあるBARのマスターにしたら、「そんなん高いよ。蔵元の売価の倍近くとってるよー。うちで仕入れる時、一緒に取ってあげますよ」と親切に言ってくれたが、いつもいつも頼むのは気が引けるし、ねぇ。 そんなことに悩んでいたら、先日、会社近くの酒屋さんで、「兼八」の味わいに極めて近い、旨い麦焼酎を見つけた。上記のBARで飲んで覚えていた銘柄だが、それが「つくし 全麹」(写真左下の右側)。最近は、家でよくこれにはまっている。麦のこおばしい、強い香りが何ともたまらない。5年古酒をブレンドしているせいか、まろやかさも感じる。買った酒屋さんが今後とも、継続的に取り扱ってくれたら嬉しいんだけれど…。 人気ブログランキングへGO!→【人気ブログランキング】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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