テーマ:今日聴いた音楽(73704)
カテゴリ:音楽
毎年、クリスマスの季節が近づくと、様々なクリスマス・アルバムが旧作も含めてCDショップの棚に並びます。うらんかんろはそうした中から、ここ10年ほど、毎年1~2枚クリスマス・アルバムを買って楽しんでいます。
今年新たに買ったのは2枚。1枚は、米国を代表するシンガー・ソングライターとして50年以上ものキャリアを誇るキャロル・キングの新作です。意外なことですが、キャロルはこれが初めてのクリスマス・アルバムなんです。 アルバムのタイトルは「クリスマス・キャロル(A Christmas Carole)」。これはもちろん「Carol」と彼女の名前「Carole」をひっかけたネーミングですが、米国盤のタイトルは「Holiday Carole」なので、日本向けに変えたみたい(そのままでも良かったのに…)。 今回のアルバムでは、娘のルイーズ・ゴフィンがプロデュースを担当。曲目はクリスマスの定番曲(なかでも「My Favorite Things」と「Have yourself A Merry Little Christmas」は出色!)が中心ですが、ルイーズが書き下ろした曲も収録されています。 一番驚いたのは、キャロルの声があの不朽の名作「Tapestry」に帰ったような若々しい雰囲気になっているのです。あの温かくて素敵なハスキー・ボイスは今も健在です(来年は70歳になると言うのに!)。キャロルのファンだけじゃなく、クリスマス・アルバム好きの方にもほんと、お薦めの1枚です! もう1枚は、米国のヴィンス・ガラルディ(Vince Guaraldi)というジャズ・ピアニストが、漫画「ピーナッツ」のテレビ用アニメのために録音した、ピアノトリオでのクリスマスソング・アルバム。 彼は、「ピーナッツ」キャラクターのために、これ以外にも何枚ものクリスマス・アルバムを発表していますが、ビル・エバンズにも通じるリリカルなピアノタッチが心地よく、素晴らしいのです。 ジャケットがも可愛いし、クリスマスの定番曲を多く集めて、どの曲もとても聴きやすいアレンジ(「エリーゼのために」は余計だけど…)。なかでも「The Christmas Song」「Christmas song is here」は名演! ガラルディは残念ながら、1976年に48歳という若さでこの世を去ってしまいました(だから、このアルバムは1988年の再編集盤ですが、録音は当然76年以前です)。 タワー・レコードのチラシでは、先般、ジャズ・ボーカルのアルバムを出した歌手のJUJUさんが「私の中ではクリスマスの定番! オトナが少しコドモに戻れる気がするアルバム」と、お気に入りの1枚に挙げていました。ちなみにタワーではなんと今1000円!で売ってます。 ※CD写真はTower Record HPから引用しました。御礼を申し上げます。 こちらもクリックして見てねー!→【人気ブログランキング】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012/09/29 12:21:04 AM
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